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経理業務は社内?外注?経理BPOのメリットとデメリット

2019年9月23日 07:18 カテゴリー : BPO Times

会社のコア業務である経理を外部に委託する企業も多くなっています。
業務委託することをBPOと言いますが、BPOとは、ビジネス・プロセス・アウトソーシングを略した言葉で、自分の会社の業務の一部を外部に依頼することです。

経理業務を外部委託できる範囲はどこまでか、外部委託のメリットやデメリット、外部委託の注意点などについてご紹介します。

経理業務の基礎知識

経理業務は会社を運営する上ではなくてはならないものです。その理由は、会社が行った取引や活動などを数字で記録し、管理する業務だからです。

日々、社内では大きな金額から小さな金額まで様々な額のお金が動いています。そのお金の動きを記録する業務が経理業務です。

経理がコア業務といわれる理由

会社を経営する上で重要なのは、会社のお金の流れを把握することです。

お金の動きでその企業の収益はもちろん、利益や業績、会社の状況を知ることができます。

また、会社の活動や取引などを数字で管理することができますので、どういったものにお金が出ていき、どういった動きでお金が入ってくるのかを記録することができます。

お金の流れのとらえ方

お金の流れを把握する作業が「経理」であり、日ごとの収支をひと月でまとめ、月ごとにまとめた収支を1年でまとめます。

つまり、日ごとの現金、預金管理を帳簿などに記入し、日ごとに記入された現金、預金の動きをひと月でまとめ、1月から12月の1年分を決算としてまとめたり、税金や保険料の計算を行います。

それらを終えて、やっと1年間のお金の流れを記録し残すことができます。

外部委託のみはNG!外注OKの経理業務とは

経理業務を外部委託すると様々なサービスを受けることができます。

今では経理業務全般を委託できますので、ついついすべてを委託したくなりますが、外部委託のみはあまりおすすめできません。それでは、外注OKの経理業務とはどんなものがあるでしょうか。

外部委託できる経理業務

外部委託できる業務は記帳、仕分けの入力をはじめ、領収書管理、請求書の発行、売掛金、買掛金の管理といった日々の業務から、一か月のお金のまとめ、給与の計算といった月毎に行う業務、決算書類の作成や税金の計算、年末調整などの1年ごとに行う業務などがあります。

多くの経理業務は上記が一連の流れとなっており、外部委託も可能な業務です。

外部委託できない経理業務

経理外注は、あらかじめ決められたルール内での業務は依頼することができますが、会社の中枢にかかわる業務はできません。

たとえば、経営の戦略にかかわることや組織改革などにかかわること、または、行ってよいのか悪いのかの判断を仰がず、勝手に判断することも不可能です。

また、現金または現金に代わるものををすべて預けてはいけません。あくまでお金の動きを把握する作業のみ、委託できるといえます。

経理外注することで発生するメリット

経理業務を外注できること、できないことははっきりさせたうえで、経理業務を外注することで発生するメリットとはどのようなものがあるのでしょうか。

経理業務以外の業務に集中できる

経理業務を外注することで生産活動や営業活動に力を入れることができるようになります。

経理業務は会社にとってとても重要な業務ですが、経理だけを行っていては会社は成長することはできません。生産活動や営業活動などを行うことで、さらに会社を拡充させることができます。

人員を削減できる

人員をあまり増やしたくない場合は、社内の人間でなくても行うことができる経理業務を外部委託することで、社内で人を雇う必要がなくなります。

つまり、少ない人数でも会社の運営を行うことができます。

プロに任せることができる

経理ができる社員がいなくても、経理外注では、経理業務に長けたいわゆるプロが業務を請け負います。そのため、安心して業務を任せることができます。

業務が滞らず継続できる

経理業務は担当が変わったりやめたりした場合、効率が下がってしまいがちです。

特に社内で1人で行っている場合は、引き継ぎに時間がかかり、毎月行っている業務が進まない場合もあります。

外部委託することで、担当が変わらず業務も滞ることなく進めることができます。

経理外注の考慮すべきデメリット

経理業務を外注することで発生するメリットはたくさんありますが、経理業務を外注することで発生するリスクのあるデメリットはどのようなものがあるのでしょうか。

経理業務が把握できない

経理業務を外注すると、社内で経理業務について把握できにくくなります。
また、突然経理業務を委託することができなくなってしまった場合、社内に経理業務を行える人材がいないということも起こってしまいます。

情報漏えいのリスク

外部委託に際して守秘義務は発生しますが、人が行うことですので、なんらかのミスが発生するリスクがあります。そのときに、社内の重要な情報であるお金の流れや業績にかかわる数字が外部に漏れてしまう危険性があります。

費用が高くなる可能性

低価格で経理委託を請け負うBPO企業も多くなっていますが、プロに依頼するため、社内で経理担当として雇うよりも経理委託を行うほうが費用が高くなってしまう場合もあります。

そのため、事前にコストの試算を行い、BPOを利用するかどうかを検討する必要があります。

経理外注を導入する注意点

経理業務を外注する際に気を付けておくべき注意点とはどのようなものがあるでしょうか。

依頼前の業務内容チェック

経理業務とは、社内の重要な部門といえます。

大切な経理業務を社外の人間にお願いするわけですので、依頼前にはしっかり業務を行っているかなどのチェックを行う必要があります。

また、どこまで依頼するかなどもしっかり決めてから依頼することが大切です。

情報伝達内容の方法とリスク

外部委託しているからと言って、委託先が社内で重要な業務などに口出しすることはできません。
そのような中、イレギュラーな事案の際にどのように情報伝達すべきか、その方法などをしっかりと共有する必要があります。

納期に遅れる場合がある

経理業務は日次、月次、年次と大きな業務があります。

決算に必要な情報や税金計算、年末調整など期限がある場合、納期をきちんと守ってもらえるかどうか注意が必要です。

経理のBPOに最適なおすすめ企業

経理業務を委託できる企業は多くなっていますが、たくさんある中から選ぶのは悩ましいものです。

ここでは経理業務を委託できるおすすめの企業を紹介します。

Mamasan&Company

https://mamabpo.jp/

結婚や子育てなどで、外勤ではなく在宅ワークを中心に行っている女性をはじめ、高いスキルを持った人材が集まっています。簡単な経理業務はもちろん、複雑な経理業務も経験豊富なリモートワーカーが納得のいく仕事を行います。

経理以外の業務にも適応できる高いスキルと独自のセキュリティシステムにより、安心して業務を任せることができます。

スマート経理

https://smart-keiri.com

簡単な経理業務だけでなく、経理業務全体をアウトソーシングできる企業です。

経理業務に必要な書類をスキャンし、データ共有できるクラウドに格納するだけで、質の高い経理業務のアウトソーシングができます。

経理処理のスピードも速く、文句なしでアウトソーシングできます。

また、税理士法人が母体なので、経理全般の作業の不安もありません。請求から資産管理までお任せできます。

HELP YOU

https://help-you.me/

オンラインでの業務もオフライン業務もお任せできる企業です。

書類のスキャンから経理の整理、記帳、クラウドツール導入などの経理業務を始め、人事や総務、営業サポート業務などのアウトソーシングも可能です。

また、オンラインはもちろん、オフライン、訪問での作業も行っており、30時間で月額10円から、45時間で15万と、月額での費用の支払いができます。

まとめ

大きな企業であっても、中小企業であっても、経理業務は必ず行わなければならない業務ですが、働いている人員の数によっては無理なく行える業務も限られます。

そのような業務であるにもかかわらずなかなか効率が上がらない場合は、アウトソーシングを利用するという方法もあります。

経理業務のアウトソーシングにはメリットもデメリットもありますが、それらを把握した上で上手に利用すれば、会社の経営を良くすることにもつながります。

経理業務のBPOを行っている企業を確認し、外注先を検討する参考にしてみてはどうでしょうか。