スマートフォンのカメラ機能だけでなく、便利な無料アプリなどの普及により、誰でも簡単に写真や動画の撮影、録画が簡単に行なえるようになりました。また、facebookやtwitterといったSNSの人気も、さらにハードルを下げていると言えます。
スマホでの撮影は使い方など操作が簡単で、一昔前の家庭用ビデオカメラより高いクオリティの動画が手軽に撮影可能となったこともあり、動画データが大量にたまってしまい、その後の編集も大変な作業になってしまっています。
そこで、大量にたまった画像を編集専門の会社へ依頼する企業が増えています。特に、商品やサービスを宣伝するための動画広告を作成するのであれば、見る人へ的確に伝えなくてはならないため、プロの動画編集へ依頼するのが得策と言えるでしょう。
今回は、動画編集を依頼できる手段や費用、選び方のポイントを紹介します。
動画編集の依頼手段
大量の動画編集を依頼するには、主に2つの手段があります。ここでは動画編集会社と個人事業主への依頼について詳しく紹介します。業務の流れや費用についても違いがあるので、確認しておきましょう。
動画編集会社へ依頼する
動画編集を専門会社へ依頼することで、編集会社ならではの高いクオリティが期待できます。もちろん、機材やソフトウェアなどの設備も最新なものを揃えてるため、大量にある動画も高品質なものが期待できるでしょう。また、これまで培ってきた専門家ならではのノウハウを豊富に持っているので、オリジナリティの高い動画編集を実現することが可能です。
しかし、動画編集会社の繁忙期と自社の希望納期が重なると、引き受けてもらえず依頼会社選定の見直しや納品時期を変更しなくてはならない可能性があります。そういった場合を避けるために余裕を持った依頼が大切になるでしょう。
個人事業主へ依頼する
個人へ依頼する一番のメリットは、動画編集会社よりも価格がリーズナブルということです。専門会社も個人も、基本的に時間によって設定されている基本料金(固定料金)があり、個人の方が安く設定されているケースが多くあります。また、動画に関するスキルが高い人は、もともと動画編集会社に在籍しており実績を積んだ後、個人で活動をしている場合がほとんどです。そのため、価格が抑えられていても、高いクオリティの動画編集が期待できるでしょう。
しかし、個人で活動しているため作業時間が限られることや個人によりクオリティに差がでる可能性があります。専門会社に比べ作業効率性が欠けるため、規模の大きい仕事を依頼することは難しいでしょう。そこで個人に依頼する際は、大量にある動画の編集作業がどこまで可能か、確認してから依頼すると円滑に進められます。
動画編集の費用と内容は?
動画編集費用には、時間とオプション内容によって費用が変わり、編集会社の見積もり相場は5万〜50万円程度が相場です。費用を抑えるには大量にある動画の編集がどこまで必要かを確認し、自社が要する動画のイメージを掴むことで高い映像編集が実現できます。それでは、おもな費用と動画編集の内容をみてみましょう。
動画編集の費用
編集会社に依頼した場合の動画編集費用は、基本料金と編集費用からなり、基本料金は動画の時間によって設定されているケースが多いでしょう。会社によって基本料金は10分単位や1時間単位があり、費用はおおよそ1時間で1万円から3万円とされています。依頼する動画が長ければ長いほど費用が高くなるので、ある程度整理しておくことが得策です。
また編集費用は、どこまでオプションをつけるかによって金額が異なります。オプションには、BGMの設定、タイトルやテロップの挿入、ナレーションの設定、映像調整などがあり、編集会社によって金額と内容が異なるため事前相談時に確認しましょう。
個人事業主に依頼した場合は、過去の経験と実績で設定されていることが多く、経験が浅い人は1時間3,000円から、経験や実績がある人は5,000円からが目安になります。
編集の依頼方法
動画編集を依頼する際は、依頼したい内容をもとに、ある程度を依頼会社にお任せする方法と、編集の都度確認したり、実際に立ち会い指示をしながら編集してもらうなどの方法があります。
大量の動画をどのような形にしたいかを明確にし、自社に合った方法で編集を行いましょう。
おもな編集の流れ
おもな編集の内容と流れをみていきましょう。
まずは依頼した大量にある動画を繫げていく作業があり、編集の中でも一番重要な部分です。複数ある動画を繫げたり、不要な部分を削除することを重ね、一つの動画としてまとめていきます。お任せで依頼する場合は、どのような動画を作りたいか依頼内容で詳細を記載するようにし、完成した動画が要望とずれないよう注意することが必要です。
ここからはオプションでの申し込みとなる場合が多いですが、明るさや色味を調整する映像調整、タイトルやテロップの挿入作業、BGMや特殊効果音を加える作業などが入ります。
動画編集会社を選ぶポイント
編集会社にはさまざまな特徴があり、どのように選んだら良いかわからないという企業も多いでしょう。特に動画が大量にある場合、費用がどれくらいかかるのか不安を感じている場合も少なくありません。そこで編集会社を選ぶポイントを抑え、自社にあった企業へ依頼することが大切です。
依頼先の実績を確認する
まず、依頼先の編集実績を確認しましょう。実績と社内体制が構築されている会社は、動画編集の実績が多いほど信頼性が高くなるので高品質な動画を提供してくれます。企業により、インターネット上に編集を行った動画の実績を公開している場合は、事前に確認しておくとイメージが湧きやすくなるでしょう。また、大量に動画がある際は担当者が業務別で在籍していると編集の効率性もあがるため、確認するべきポイントです。
費用と編集内容を提示してもらう
大量に動画がある場合、全体的にどれくらいの費用になるかがわかりにくく、追加費用が追加され予算オーバーをしてしまったというケースも少なくはありません。動画の量やオプションで何を追加するかも踏まえ、最初の打ち合わせから費用のイメージができれば、計画が立てやすくなります。必ず見積もりの内容の説明をしてもらい、内容を理解した上で進めましょう。
提案力があるかを見極める
自社の要望を説明した後、効果的な動画編集を提案してくれる会社を選びましょう。初めて動画編集を依頼する場合は、イメージはあっても実際に大量の動画をどのように編集すればいいのか曖昧になってしまう可能性があります。しっかりと顔を合わせ、編集の提案やイメージに関する気になる点をヒアリングし、信頼できる会社かどうかを判断しましょう。
おすすめの動画編集企業4選
動画編集を依頼できる企業は、全国に数多く存在しています。
今回はおすすめの4社を紹介します。
Mamasan&Company株式会社
Mamasan&Companyでは、映像の編集作業などデザインサービスを展開している企業です。デザインサービスでは動画編集のほかに画像加工も行っているので、大量の画像の加工もお任せできるでしょう。また、日本語や英語だけでなくその他の言語での対応が可能で、スピーディー・高品質・低料金に定評があります。
バックオフィス業務で培った独自の体制やノウハウを活かし、柔軟に対応することが可能です。世界中にワーカーが在籍しているため、クオリティ、コスト面においてパフォーマンスの高いサービスを提供できる体制を構築しています。
株式会社BELLWETHER
ベルウェザーは総勢50名以上のプロクリエイターを有し、リピート率90%を誇るおすすめの動画会社です。YouTube動画に特化しており、初めてのサービス利用者でもWebサイトから簡単に依頼できます。また、2回目以降は前回と同一クリエイターか別クリエイターかを選べ、回数券の購入でさらに安くサービスを利用できる点も魅力です。
1本からの発注や商用利用を含む二次使用も可能で、動画以外のロゴやチラシ、フライヤーやバナーといった各種デザイン業務にも対応しています。
株式会社ロックハーツ
株式会社ロックハーツは「価格」「品質」「スピード」を強みとしているのが特徴です。個人動画だけでなく、商品のPR動画や社内マニュアル動画、ビジネス向けの動画など、制作から編集までを一括で行っており幅広い動画サービスを展開しています。またZoomを使いオンラインで動画編集のスキルが学べるサービスを行っているので、動画編集を仕事に活かしたいと考えている企業には必見です。
さらに、編集費用もリーズナブルなので、高品質で低価格の動画編集が依頼できるでしょう。
株式会社アートワークス
本格的な映像編集をリーズナブルな価格で提供しており、人とのコミュニケーションを大切にしている企業です。
映像編集ではメモリーカードやDVD、ハードディスクなどどのような動画の記録媒体でも対応しており、編集内容に応じて様々な作業工程が設定されているため、目的にあわせて対応してもらえるのが特徴です。
動画編集の他に企業向けの動画制作やドローン空撮、海外向けの映像制作、Web動画サービスなど広範囲に渡って手がけています。
映像効果を最大限に活かすために
大量にある動画は、動画編集しまとめることで上手に保存することができます。動画が大量になればなるほど編集作業は大変になり、自社での作業が難しくなると予想されます。そこで動画編集を専門会社に依頼し、できるだけ自社の負担を減らしていきましょう。
動画編集を依頼する際には、映像を作る目的とどのような効果を上げることを狙っているかを念頭において依頼し、目的が明確でないままに編集依頼をしてしまうと、期待する効果を上げることは難しくなります。そのためには、依頼の段階で動画の目的を正確に伝えることや、依頼内容に沿っているかを随時確認することが大切です。
大量にある動画編集はプロに依頼し、自社の目的にあった方法を検討してみてはいかがでしょうか。
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