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PLもアウトソーシングできる時代!派遣とBPOどちらを選ぶ?

2020年3月26日 23:05 カテゴリー : BPO Times

業種を問わず人材不足に頭を悩ませる企業は多いのではないでしょうか。
特にプロジェクトマネジャーやプロジェクトリーダーなどをはじめとする優秀な人材の不足が、大きな課題となっていませんか。

その解決策として、近年派遣やBPOといったアウトソーシングを利用し、リソース不足を解消している企業が急速に増えてきています。豊富な知識や経験を持つ優秀な人材を外部から調達し、プロジェクトを成功へ導きコスト削減や業務の効率化が叶うなど、多くのメリットが期待できます。

今回はプロジェクトリーダーに焦点を当て、BPOと派遣それぞれの特徴、そして活用する際のポイントをくわしく紹介しましょう。

プロジェクトリーダーとは?

プロジェクトリーダー(以下PL)はプロジェクトマネジャー(以下PM)の補佐役として、スムーズな現場進行を目指すにあたり重要な役どころを担います。どのような業務内容か、さらになぜ重要なのかを見ていきましょう。

PLとは?

PLとは、PMのサポート役としてトータルの進行を把握し、適切に管理する人のことです。適切な人員配置やスケジュール管理をはじめ、クライアントとの窓口になることもあります。プロジェクトを順調に進行できるかは、PLの能力によって大きく左右すると言っても過言ではありません。

PLの役割は何?

PLの仕事内容はプロジェクトの初期段階から納品まで多岐に渡ります。
以下、主な業務内容です。

・プロジェクト計画
・クライアントとの費用やスケジュールなどの交渉
・顧客やチームメンバーとのコミュニケーション
・全体にかかる費用管理
・人員配置や進捗管理

PLの重要性と必要性

PMを支え、最初から最後までさまざまな管理に携わるPLは、プロジェクトの順調な進行に欠かせない存在です。チームとして1つの目標に向かって進むために、PLには細やかで丁寧な管理技術やリーダーシップ、さらに風通しのよい環境作りが求められます。

なぜPLの外注が増えているのか?

現在少子高齢化も相まって、働き手は不足しています。特に、PLなどのリーダー職を社内で十分に確保するのは難しいのが現状です。PLを外部調達することが増加している背景、またその種類をご紹介します。

なぜ外部調達が増加しているのか

近年、コンピュータやAI技術、SNSの普及といった時代の変化にともない、プロジェクトの数は急激に増加しています。しかし、求められるプロジェクトに対するPLの数は圧倒的に不足しているのが現状です。

たとえPMを確保できたとしても、その右腕を担うPLまで確実に確保するのは難しいと言わざるをえません。知識や実務経験はもとより、リーダーシップや人間性も求められるため、社内ですべて確保するのは難しく、外部から優秀な人物を調達する企業が多く見られます。

社内で新たな人材を育成するより、外部の人材を調達する方がローコストだという点も大きな利点でしょう。

BPO

PLを外部調達する方法の1つにBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)が挙げられます。BPOのサービス内容は、「業務完了、成果物の提供」です。豊富な経験を持った優秀な人材を確保できるのが魅力でしょう。

派遣

PLの外部調達のもう1つの方法が派遣です。派遣の場合は「業務を行う人材の提供」がサービス内容となり、BPOとは違う視点でサービスを提供しています。早急な人員補充をしたい場合は、最適な手段だと言えるでしょう。

派遣とBPOは一体何が違うの?

BPOと派遣は外部の会社に業務を依頼するという点では同じですが、その内容は全く違うものです。BPOは「業務完了、成果物の提供」であるのに対し、派遣は「業務を行う人材の提供」という点で大きく異なります。では、それぞれの特徴を見ていきましょう。

BPOの特徴

BPOはPM、経理、人材採用など、ある部門の業務をまるごと、外部にアウトソーシングするのが大きな特徴です。単純に業務代行をするだけではなく、経営戦略の一環として業務の効率化やよりよい利益化など課題解決にも取り組み、円滑な経営・業務をおこなうことを目的としています。

一定の能力や経験がある人材の確保が期待できるため、安定して業務を依頼し、効果的に人材不足を解決することができるでしょう。

派遣の特徴

派遣は、年末や年度末などの繁忙期や欠員が出た際など、必要としたときに人材の補填が可能です。就業期間に定めがあり、派遣期間終了後に同等の能力がある人材が見つからない可能性もあり、コア業務には向かない傾向があります。

また、即戦力として活躍できる人材を確保するには、人材確保までの時間や費用が多くかかってしまう場合もあるでしょう。イレギュラーな業務やトラブルへの対応が難しい場合があることも、予め理解しておく必要があります。

どちらを選択すべきか

PLに適した人材を外部調達するにあたり、自社にはBPOと派遣、どちらが適しているのでしょうか。よりニーズにマッチし、効果的な選択をできるよう、それぞれのメリットとデメリットを交えてご紹介します。

こんな場合はBPOがおすすめ

BPOは業務の代行だけではなく、経営という視点からの課題解決を目的としています。そのため、プロジェクトの立ち上げから納品までを一貫して任せたい場合は、BPOでPLを調達するのが最適でしょう。

単純な作業だけではなく、より幅広い業務にも柔軟に対応できるのが強みです。イレギュラーな業務が発生した場合、豊富な経験とノウハウを生かし、さまざまな手法で改善策やルーティン化への道を提示してくれることでしょう。

またBPOを活用している際、現任のPLが辞めるなど後任の人材探しが必要となった場合でも、委託先で調整することになるため自社の負担や業務が滞るリスクは低いと言えます。

こんな場合は派遣がおすすめ

既存のPLが一定期間出勤できないなど、期間が限定された状況で代行できる人材を探しているならば、派遣が適しているでしょう。その場合、ルーティン業務や単純な作業のプロセスにおいて人手を補充ということになります。

例えば、他部門の経理部などでも年末や年度末などの繁忙期には人が足りないという状況に陥りがちですが、外部に仕事を依頼し効率よく人手不足を解決することが可能になります。

また、産休や育児休暇、長期休業中の社員の代理など限られた期間での雇用も有効です。
派遣会社から来る人材に関して、あらかじめ綿密な相談の上希望を擦り合わせておくことで、自社のニーズにマッチした優秀な人材を獲得することも可能です。

Mamasan&Company

https://mama-sun.com/jp/

Mamasan&Companyは2008年の創業以来、東京、埼玉、熊本、沖縄にオフィスを構え、BPOサービスや派遣業務に特化した企業です。丁寧で安心の対応と迅速かつ高品質な仕事を提供しています。

BPO企業としての実績

世界中に在籍するワーカーが、これまでの経験とスキルを生かし、さまざまな業務を代行しています。これまで数多くの企業へBPOサービスを展開してきたノウハウを活用し、効果的で生産性の高いサービスを提供する企業です。

PL業務、IT業務、給与・経理業務、電話応対業務、ライティング業務、翻訳・通訳業務、採用代行業務など扱う業務は多岐にわたります。

派遣も可能

BPO企業として近年成長をしているMamasan&Companyですが、派遣としての活用も可能です。事前の丁寧な打ち合わせにより、ニーズを把握、確認したうえで経験豊富でスキルのある人材を提供しています。

導入支援サービスで安心

https://mama-sun.com/jp/telework/

これまで一度も外部委託をしたことがない企業に向けて、導入支援サービスをおこなっています。経営や業務の改善相談はもちろん、外部サービスの導入におけるさまざまな疑問点や不安要素を取り除き、丁寧なサポートをしています。

BPOや派遣のサービスを適切で効果的に利用できるよう、支援する仕組みがあるので初めての企業にも安心です。

まとめ

プロジェクト全体を管理する重要なポジションであり、プロジェクトに関わるさまざまな人材を繋ぐ必要不可欠な存在がPLです。しかし、増え続けるプロジェクト数に反比例して、PLの人出不足は深刻化しています。

そこで、近年人材不足の解消や安定的な業務の遂行のために、BPOや派遣を導入する企業が増えています。
自社の状況やニーズに応じた最適な外部委託サービスの利用によって、PL不足の悩み、PLを育成するコストや労力は解消されるでしょう。

人材不足の解消、プロジェクトの円滑な進行と成功のためにPL業務の外部委託を検討してみてはいかがでしょうか。

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