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債務管理適正化プロジェクトにママジャイル方式で挑戦!

2023年11月24日 09:00 カテゴリー : 国内在宅ワーカーブログ

こんにちは!
今回は、初めてママジャイル方式のプロジェクトに参加した私が、悩み、迷い、考え、話し合い、試行錯誤を繰り返した債務管理適正化プロジェクトについてのブログです。

このプロジェクトに参加したきっかけ

「入ってもらいたいプロジェクトがあるの!」
突然のお誘いをいただきました。
経理の経験もなく資格も持っていない、おまけに稼働2ヶ月目の私が?!と思いましたが、声をかけてくださった方は理由を教えてくれました。

「最近流行りのアジャイル方式を発展させたママジャイル方式(アジャイルとママさんがもじったもの)でプロジェクトを回していく。一定期間のやり取り(スプリント)を繰り返す中で物(成果物)を徐々に良くしていく手法で、その手法を体感して成長してもらいたい。」

そんなチャットをもらい、とりあえず横文字の単語を検索する私。しかし調べても良く理解できませんでした。そこで私が出した答えは、「具体的に何をするのかはわかっていませんが、それはどの案件でも同じですし、とりあえずやってみます!」でした。
私は典型的な百聞は一見にしかずタイプ。とりあえずやってみる。やりながら考えるタイプなのです!

チャットに招待されたが…

新しくチームに参加すると、始めにチームチャットに招待されます。チャットに招待された当初は、チャットを読んでも何のこと…?専門用語がたくさんで、遡っても遡っても全く理解が追いつきません。
「これはまずい。場違いだったかもしれない。」
チームに参加して知り合った他のメンバーは、会計の専門資格を持つ方や、社内経理に携わっている方。元ボスママで簿記の資格を持っている方と錚々たるメンバーでした。
「すごいところに入っちゃった。本当に私で大丈夫かな?」
でもチャットにはみんなの議論がとめどなく流れてきます。そこで…
「話をぶった斬ってすみません!基礎知識がだいぶ足りてなくて申し訳ないです。
・現状~~なので、〇〇を予定している
・現状~~~で運用している
であってますか?」
と、エイッ!っと書き込みをしてみたところ、
「みんなで現状把握してる段階だから、ぶった斬り大歓迎!」
「大枠あってる!」
と、なんとも温かいお返事をくださってホッとしたのを覚えています。

本格始動

プロジェクトが本格的に動き出してからは、正直なところあまり記憶がありません。とにかく時間がない。期日はだいたい今日か明日。
皆が手探りの状態で、情報を集め整理して、知恵を絞り出し、意見を出し合い、お互い励まし合う毎日でした。時にはチャネルでやり取りしながら朝方まで作業をし、子どもを送り出したら仮眠をとってお昼にMTGなんて日もありました。
そうして日々たくさんのコミュニケーションをとることで、それぞれの得意な分野がだんだん見えてきて、頼まれなくてもお互いに補い合うような素敵なチームになりました。話し合えば、さまざまな角度から思いもよらない意見が出て発見も!

あっという間でしたが、とても濃い時間を過ごさせてもらいました。

ママジャイルと債務管理の最適化について

ママジャイル方式って何?と言う方に、具体的にどう進めたのかを少しだけお話しします。
今回のプロジェクトの趣旨は大きく3つ。
・使用ツールの変更
・インボイス制度と電子帳簿保存法に対応すること
・安全な債務管理を理解して社内へ浸透させること

上記に対応するには、現状の手順やルールを構築し直す必要がありました。
そこでまずは現状把握。今どこの部署宛てに、どんな内容のものがいつ、どの様に請求されているのか。各部署がそれぞれ作成・使用していたマニュアルをかき集め、時系列を紐解き、現状の不都合を洗い出します。
その不都合を解消するためのフローを構築し、それにあわせたマニュアルを整備。
ここで実務に関わる一部の方々に検査というテストをしていただきます。架空のテストデータを使い、実際に業務を行っていただき、問題点のフィードバックをもらいます。それを修正してまた検査をし、フィードバックをもらうことを繰り返していくことで、だんだん精度が上がり、最終的に納品をします。

債務管理で本当に重要なところはどの部分なのか。最終的に何を見据えて仕事をしていくのか。この点については、現在ではMamasan&Company社内で確認できる動画教材にもなっています。プロジェクトを通して初めてそのエッセンスに触れた私は、まだまだ学ぶことはたくさんあるものの、プロジェクト開始前と比べると格段に理解できると自負できるようになりました。

最後に

みんなが完全在宅、オンラインのやりとりのみで、こんなに密なつながり・関係性を築くことができるのだ、と実感したプロジェクトでした。一つの同じ目標に向かって、一緒に走った仲間は強いです。同時にコミュニケーションをとることを重要性も大いに感じました。

最終納品と社内報告を行い一旦プロジェクトは終了となりましたが、経費精算の流れが大きく変わり、本番環境で動き出した10月はまだ混乱も多く、皆さんに指摘をいただいてはその都度修正をしている最中です。
今回のメンバーはプロジェクト終了後、管理窓口で稼働しております。こんな素敵なメンバーと一緒にお仕事したい方は、ぜひ管理窓口メンバーへご応募ください!お待ちしております!

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