株式会社ランドサークル
代表取締役 遠藤 直樹様
ホームページの作成・運営管理を行っています。
貴社の会社概要・事業についてお聞かせください。
主にWebサイトの制作から管理業務、コンサルティングなどを行っています。
経理担当者を新たに採用するのではなく、経理業務全般をBPOしよう。
貴社が行っている働き方改革への取り組みや、始められたきっかけについてお聞かせください。
経理担当者が退社することになり、当初は新たに1名の採用を考えていました。
そんな時に、知人からMamasan&Companyをご紹介いただき、コンサルタントにいろいろと相談に乗っていただきました。その中で、1名採用するのではなく経理業務全般(入金チェック、帳簿管理、請求書発行など)をBPOしようという結論になりました。
初めは、何から手をつけて良いのか不安が非常に大きかったですが、コンサルタントやリーダーママさんがサポートしてくれました。
働き方改革を進めるうえで何がネックでしたでしょうか。また、それをどのように解決されましたか。
お恥ずかしい話、私自身が経理業務全てを担当者に任せっきりにしていたため、どのようなフローでどのような業務を行なっているのかを把握していませんでした。
そのため、何から手をつけて、何をどのようにお願いすれば良いのかもよく分からなかったため、ネックというか業務開始までの不安が非常に大きかったです。
ただ、コンサルタントや当時のリーダーママさん方に業務内容を把握していただき、現在の業務フローの見直し、そして新たな業務フローを構築していただいたので、社内から不平不満の声もあがらずにスムーズに業務をお任せすることができました。
リーダーママさんや他のメンバーの方は定期的に交代されているようですが、マニュアルや引き継ぎもしっかりとされているようで、特に不満もなく安心してお任せできています。
社員それぞれが、最善・最適を考えて行動するようになりました。
弊社のサービスが、貴社の働き方改革にどのように役立てられましたか。
当時はチャットツール、クラウドストレージ、PCリモートアクセスツールなどを使っていませんでした。
貴社に業務をお願いしてからは、ママさん方とクラウド上でデータの共有、チャットツールでのコミュニケーションを取るようになりました。
社内にいない人と業務を行うにあたり、どのように進めるのが最善かということを社員それぞれが考えて行動するようになりました。そして、ママさんに対してだけでなく、他の社員やクライアントに対しても「どのようにデータを管理するのが最適か」、「どのように相手に意図を伝えるべきか」など、実際に横にいない人に対して思いやりを持って業務を進めることができるようになったと思います。
現在、自社でもテレワークをスムーズに行えるのは、貴社のサービスを導入したことによるものが大きいと思っています。
1名採用するよりは低いコストでと考えていましたが、それより安価だったことも魅力。
貴社が働き方改革を開始した時点で検討されていたご予算(弊社サービス導入の予算など)はいかほどでしょうか。差し支えなければご回答をお願いいたします。また、最終的に弊社を選んだ理由についてお聞かせください。
1名採用するよりはコストを削減できたらと考えていましたので、月額20万円程度に抑えられたらと検討していました。しかし、これまでの経理業務をしっかりと見直し、新たに効率的な業務フローを構築していただけたこと、そして、サービス料金が予算額より安価だったことも魅力でした。
今後は、制作周りのBPOやクライアントへのITサポートもお願いできたらなと。
今後、新たに改革したい働き方や業務、また弊社に期待されることがあれば、お聞かせください。
Web制作周りは社内のリソースも少ないので、社員がコンサル業務に集中するためにも、特にディレクター職など制作周りをBPOできたらと考えています。
また、ITリテラシーが高くないクライアントもいるため、そのクライアントに対してWeb会議のやり方を伝えるだけでも社員が時間を使ってしまっている状況です。例えば、そのようなクライアントに対してWeb会議ができるようママさんにサポートをしてもらうなど、細かい部分ですが、サポートの一部を依頼できたら助かるかなと思います。
どのような状況でも生産性が下がらないような環境作りを考えています。
今後の働き方改革において目標とされていることをお聞かせください。
テレワークを導入していますが、ご家族の都合でどうしても家だと集中できない時間ができてしまうという社員の声があります。
また、制作メンバーに関しては、どうしてもPCのスペックやディスプレイサイズだったりが作業効率に関係してきます。そのため、ノートPCを提供したとしても、どこでも同じ効率で仕事ができるわけではない社員もいます。
現在は、新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり、決まった曜日に半強制的に在宅で業務をしてもらっています。ですが、コロナ禍が落ち着いた際には、在宅に限らず「やるべき業務」を「やれるタイミング」で「やれる場所」でやってもらうというのを会社としても意識していきたいです。様々な社員の状況や業務がある中でも、無理なく働いていただくための柔軟な業務環境・就業時間・管理体制など、生産性が下がらないような環境作りができたらと考えています。