ススメ!働き方改革 ~パートナー企業様の声~

他では決してマネできない「COSMOS」という文化の仕組み

2025年5月12日 10:00 カテゴリー : パートナー企業様の声

TFPグループ
税理士法人トップ財務プロジェクト
社会保険労務士法人トップ労務マネジメント
一般社団法人ベスト相続相談協会
株式会社マミー経理ワークス
代表兼CEO 岩佐 孝彦 様

Mamasan&Companyを知った経緯について教えてください。

船井総研の会計事務所系の研究会でMamasan&Company代表取締役 田中茂樹氏(以下 田中氏)の講演を聴かせていただき、まさに”目からウロコ”な感銘を受けたことが、Mamasan&Companyとのお付き合いのきっかけです。在宅ワーカーの戦略的活用、属人化、そして在宅ワーカーに「互助」の精神、つまりお互いの助け合いが醸成されているということが、他のBPOの会社とは明確に違うと感じました。

その当時の御社にとってのビジネス上での悩み、BPOの必要性はどのようなところにおありでしたか?

人手不足

何より直面していたのは「人手不足」の問題です。ここ10年で税理士資格試験の受験者数はどんどん減っていき、ようやくここ3年くらいで低下傾向が少し上向きになっているという状況。世の会計事務所代表が異口同音に言う悩みが「人材が採用できない!」ということです。そんなときに田中氏の在宅ワークに関するお話が非常に私の気持ちに”刺さった”わけです。そして実際にMamasan&Companyのコーチングサービスを受講して在宅ワーカーの採用募集を試みたところ、本当に通常では考えられないような応募人数となりました。

業務の可視化職人

人手不足の世の中とはまったく別のブルーオーシャンがそこに拡がっていたという事実、そして10年以上も前からここに目を付けていた田中氏の先見性を痛感しました。リモートワークのマネジメントが仕組み化され、脱・属人化が成されているという点は驚きでしたし、「業務の可視化職人」というコンセプトも素晴らしいと感じました。AIツール等を駆使してフローチャートとマニュアルを徹底的に追求し、それを在宅ワーカーに浸透させているということは”スゴい!”の一言です。

講演で印象に残っている田中氏の言葉に「ウチは優秀な人材はそろっていません。むしろフツーの主婦ばかりです。」というものがありました(笑) 誰でもできる標準化の仕組みを有している、それには非常に感銘を受けましたね。

Mamasan&Companyには「COSMOS」という働き手のコミュニケーションの仕組みがありますが、これについてはいかがでしょう。

在宅ワーカーといえば、通常のオフィスワーカーと違って完全に「閉鎖された」プライベート空間のなかで仕事をするわけですよね。その在宅ワーカーのあいだにコミュニティを設けてお互いが助け合う”大阪のオバちゃん文化”を浸透させる仕組みとしてCOSMOSというコミュニティサイトを有している、これも大きな驚きでした。世の中にBPO事業は数多くありますが、この田中氏の理念が凝縮されたCOSMOSの存在はMamasan&Companyの圧倒的優位性であり、他社が簡単にマネできるものではありませんよね。

「『マニュアルがあるからマニュアル通りにやってくれ』それだけでは在宅ワーカーは動かない。それを動かすのがCOSMOSなんだ」という田中氏のお話はとても興味を引かれました。フローチャート・マニュアル化という仕組み、そしてCOSMOSという仕組みが有機的に繋がっているというのがMamasan&Companyのビジネスエンジン。ここに強く共感して、今、連携させていただいている次第です。

そうして共感されて、Mamasan&Companyのコーチングサービスを受講された。実際に受講された御社の社員の方の感想はいかがでしたか?

受講した3名のうち2名は女性スタッフなのですが、「働く女性に夢を与えてくれる!」というのが大きな感想だったようです。今の社会では、社会参画をしたいと願っていても、育児などの問題でビジネスキャリアが断絶されてしまっている女性が多くいる。そんななかで、イベントスペースで開催されたMamasan&Companyのオフ会にも参加させていただいたところ、本当に生き生きと明るい笑顔を浮かべる”ママさん”たちの姿を見て、弊社スタッフも目を輝かせたということです。

Mamasan&Companyの在宅ワーカーは女性だけでなく男性も増えていますよね。

そうですね。男性の在宅ワーク希望者もすごく多いですね。私どものところにも先日、「東大・MBA出身」という49歳の男性からの応募がありました。大手企業でリーダー職も務められた”華麗なる経歴”の方ですが、育児だか介護だかの問題で退職なさっているんです。これからはますますそういった時代になってくるんでしょうね。

では、御社のクライアント企業様、多くの中小企業が今抱えている大きな問題とは何でしょう?

人手不足

やはり人手不足ですね。私どもは税理士法人・社労士法人が母体ですので、特にいわゆる「経理人材」の不足に限定してお話ししますが、経理人材が高齢化している、というのがクライアント企業様にとって大きな問題となっているようです。親の介護の問題などで経理人材の急な退職がある。しかし、中小企業の経営者にとっては、経理は”ブラックボックス”なわけです。生産や営業のことはわかるけれど、経理の問題は担当者に丸投げしていたからよくわからない、と。担当者に辞められてしまったら大変なのです。

規模拡大型の経営を追求

そこでMamasan&Companyと連携している私どもがクライアント企業様にお伝えしたいのが、「もう、経理を雇う必要はありません」というメッセージです。「この人手不足時代には、管理業務、間接業務はアウトソーシングしてください」「その代わりに、業績に直接結びつく”コア業務”・”コア人材”をより大切にしてください」と。今までは、とにかく売上を上げましょう、人もたくさん増やしましょう、といった規模拡大型の経営を追求すればうまくいったのかもしれませんが、この人手不足時代にはそのような経営スタイルは不可能です。

1人当たりの粗利を追求

2035年くらいには最低賃金が1500円ほどになるであろうというそんな時代においては、人事生産性=1人当たりの粗利を追求する経営が求められるでしょう。管理部門、間接部門の人材を含めて持続的に賃上げをしていくことは非常に難しいことです。この問題へのソリューションが、Mamasan&Companyです。とはいえクライアント企業様のなかには「在宅ワーカー? ママさん? 大丈夫なの?」とネガティブに捉えられるところもあるかと思います。そこで、Mamasan&Companyの理念、仕事のやり方、業務の可視化職人というコンセプト、そして唯一無二のCOSMOSという仕組みの存在をしっかりお伝えして、安心してアウトソーシングを進めていただけるようにしたいと思っています。

さいごに

現在(2025年3月現在)、岩佐先生は我々のコーチングを受けていただいているという立場にいらっしゃいますが、この段階が終われば、オペレーション企業として一緒にCOSMOSを育てていっていただくということになります。

「COSMOSから何を発信していけるのか?」それを互いにイマジネーションしていきたいと思います。これからはコミュニティの枠が各企業単体ではなく”働き手主体”となることで、企業という壁がなくなり、企業に対しても何かいい効果を与えていくのではないか、ということを考えています。さらにいえば、これまでの企業は「企業としてのタスク」と「コミュニティの維持」の両方を抱えていた。でも個々人の働き方が変わってきているなかで、それらを切り離すことによって何か企業と働き手の柔軟な関係性ができてくるのではないか、とも思います。その担い手となるのが、COSMOSというわけです。

Mamasan&Company President&CEO 田中茂樹

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