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システム保守は代行サービスを活用!運用管理におすすめな企業2選

2019年10月22日 07:00 カテゴリー : BPO Times

システムを開発し運用を始めたら、必ず必要になるのがシステム保守の業務です。トラブルや不具合の修正など、安定したシステムの運用管理に保守業務は必要不可欠でしょう。

その重要なシステム保守には、高い技術とスキルを要し迅速な対応が求められるため、人材の確保に悩みを抱える企業も少なくありません。

現在、そのシステム保守の業務を専門の保守代行サービスへ委託する企業が増えています。今回はシステム保守の重要性と、代行サービスを利用する際の注意点、代行サービスを行うおすすめの企業2社をご紹介します。

システムの「運用」と「保守」その違い

企業によっては、「運用」と「保守」を細分化せず部門を兼任していることが多く、その明確な違いが不明瞭になっています。それぞれ、しっかりとした役割を持ち、システムを快適で正常に稼働させるためには重要な業務です。

システムを日々動かす「運用」

システムが正常に動いているかを確認し、問題なくサービスの提供ができているかを管理することです。ユーザーが快適にシステムを利用できているかを、常にチェックする必要があります。ECサイトなど、一定時間にアクセスが集中するような場合では、エラーや接続できないことが原因で損害が出てしまうこともあるでしょう。そのため、24時間の管理が必要不可欠となります。

システムを変更する「保守」

システムに何らかの不具合が発生した際、必要に応じ適切な対応をすることが「保守」の業務です。エラーや不具合の原因を見つけ、復旧や修正などの運用管理を行います。また、新しいプログラムやシステムの導入など、アップデートを行うのも重要な役割でしょう。保守の業務に求められることのほとんどは、マニュアルに載っていないトラブルや故障などの対応が多く、高いスキルや経験が必要とされます。

保守はなぜ重要か?

システムの運用管理に重要といわれる、保守の業務がどのようなものかを、くわしく見ていきましょう。

予測できないことに対応する

システムの運用が稼働し始めると、予測していなかったさまざまな状況に直面することがあります。プログラミングやシステム構築といった開発も、「人」が行う作業です。また、そのシステムを利用するのも「人」であるが故に、思いもよらない不具合や障害が起こることもあるでしょう。そのようなエラーやズレを見過ごすと、思わぬトラブルや大きな損失に繋がるリスクも考えられるため、保守によるサポートは重要な業務と言えます。

安定運用のためあらゆるサポートを行う

保守は思わぬトラブルへの対応や、アップデートといったシステムの変更などが主な仕事です。システム障害がおこった場合には、早急な復旧作業はもちろんのこと、その原因を見つけ修正を行います。障害が再び発生しないよう、さらには深刻な障害へとつながらないよう、メンテナンスを行うなど多岐にわたります。

このように、安定運用を維持するためには、高い技術での保守が不可欠なのです。

保守代行サービス活用の注意点

高い技術やスキルが必要となるため人材の確保が難しく、多くの企業で代行サービスの活用が増えています。また現在は、システムの開発や運用・保守の代行サービスを提供する企業も増加し、システムの安定的な運用管理を両社で担っているのです。

代行サービスを活用する際、どのようなことに注意すべきか確認しましょう。

費用対効果はあるのか?

システム保守にかかる費用は一般的に、年間で初期費用の約15%前後といわれています。外部へ委託する際には、外注費用が保守費用の何割を占めるのか事前に確認しましょう。今後発生しうるトラブルなども含めた範囲で想定し、見積りを取ることもおすすめです。

また、代行サービスはリモートでの作業が多く、低いコストで細かな作業が可能になるといったメリットもあります。費用対効果も含めて、保守作業の必要な範囲を明確にし依頼しましょう。

機密事項・情報の取り扱いやセキュリティ対策は?

代行サービスを活用するには、外部へ機密情報を開示する必要があります。取り扱いについては、事前にセキュリティ対策などを確認し、信頼度の高い企業を精査しましょう。また、機密事項や重要な情報は、外部への開示だけではありません。内部漏えいするリスクもあるため、情報の取り扱いについて、自社内でもしっかりと取り決めを検討するのが得策です。

依頼する企業のレベルは?

システムダウンやトラブルは、売り上げに直接影響を及ぼす場合も多く、保守は迅速かつ確実に対応する必要があります。そのため、依頼した企業の人材レベルがもとめているだけのスキルを要しているのかを、しっかりと確認しましょう。

代行サービス企業にはスキルの高い人材が多く、自社内への派遣などを行っている企業もあります。保守業務を遂行するうえで、企業レベルが求めている業務に対応が可能かを見極めることが重要です。

必要に応じた対応が可能なのか?

システムエラーやトラブルは、いつ起こるのかを把握することが出来ません。そのため、必要とした時にすぐに対応できるかが重要です。リモートや派遣など、必要に応じて即時対応ができる体制が整っているかを確認することも大切です。さらに、休日や夜間など、システムの稼働時間に合わせて対応可能かも、代行サービス企業を選択するうえでのポイントといえるでしょう。  

Mamasan&Company株式会社

https://mama-sun.com/jp/

10年以上にわたりテレワーカーを活用し、バックオフィス業務からコールセンター業務、システム開発と多岐にわたりBPOサービスを提供している企業です。

これまでに培ったノウハウを生かし、幅広いサービスを展開しています。

国内外の「ママさん」テレワーカーが活躍

国内外を問わず、多くのテレワーカーが在籍する企業です。

ライフスタイルの変化により外に出て働くことが難しい「ママさん」が、これまでに培ってきた高いスキルと経験を生かし活躍しています。

独自の業務環境で、クオリティの高いサービスを提供してくれるでしょう。

提供するサービス

経理や人事などのバックオフィス業務や、コールセンター業務、ECサイト運営や受注管理まで多岐にわたります。

システム開発はもちろんのこと、運用・保守に至るまでトータルサポートも可能です。

また、これまでのノウハウを生かし、業務プロセスの可視化やリモートワーク導入支援サービスを提供しています。

インフォテック・ホールディングス株式会社

https://www.iftc-svc.co.jp/

50年の歴史を持つIT企業です。システム・インフラ構築から運用、保守まで幅広く展開し、ITの悩みや課題をトータルでサポートしています。

ワンストップサービスを提供

独立系ITベンダーとして、特定のメーカー、ベンダーの製品に縛られることなく、最適なシステム環境の提案を可能とし、柔軟なサービス提供しています。

また、コンサルティングから、システム開発、保守・運用、さらにはヘルプデスクまで、企業にワンストップで対応している企業です。

提供するサービス

システム構築、運用、保守はもちろんのこと、最適なセキュリティ対策から独自のクラウドサービスの提案まで、ITに関わるトータル的なサービスの提供を行っています。

50年にわたる経験が、ITに関わる悩みや課題のスムーズな解決を可能としているでしょう。

SEが窓口となりトータルサポート

SE(システムエンジニア)を単純に派遣するだけではありません。SEを窓口とし、より快適な環境の構築や運用フローの改善を提供しています。

自社でSEを雇用するコストで、SEのみならずコンサルティングまでをサポートするなど、クオリティとコストの両面で快適なサービスを提供してくれるでしょう。

【参考】「システム保守・運用(常駐含む) _ インフォテック・サービス」

まとめ

システム保守は、コストをかけて開発したシステムのトラブル解消やアップデートなど、安定的な稼働や運用管理のためにはなくてはならない業務です。

重要なシステム保守を、保守代行サービスへ委託することで、安定的な運用を可能にし、効率的に業務を行う企業が増えています。さらに、高い技術を持つ代行サービスを活用することで、システムの更なる強化や、自社雇用との比較から見える費用対効果など多くのメリットが期待できるでしょう。

高いコストをかけて開発したシステムを安定稼働し、運用管理するため必ず必要になる保守業務を、直接雇用するのか専門の代行サービスへ委託するのか、自社に合った方法をしっかりと検討しましょう。

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