私のカンボジア生活17年の中で1、2を争うトラウマ事件を
久しぶりに思い出したので御紹介したいと思います。
私がまだ独身だった頃、超ローカルの家を借りて住んでいました。
古い下水設備のせいもありトイレが流れないことは日常茶飯事、
逆流に格闘する日々を過ごしていました。
経験は知識に勝ると言いますが、私の生理現象に対する執着心は
しっかりと当地で生きる能力が身に付きました。
ある日トイレ詰まりプロとなった私もお手上げな状態になった事があり、
隣に住む大家を通じて修理屋に依頼しました。
30分もしないうちに現れ、いつも通りと言わんとばかりに作業に取りかかりましたが、
極めて難しい任務だったのか疲弊気味に
「必要なものを買いに市場に行く」と出かけ、
戻ってきた修理屋の手には市場で買った袋。
そこから程なく、直ったと連絡を受けた私は半信半疑でトイレの様子を伺うと、
何事も無かったようにトイレはスムーズに流れ一件落着となりました。
修理屋が市場で買ってきたスーパー便利なものが気になりましたが
あえて聞く事はしませんでした。
さてその夜、お手洗いで目を覚まし暗闇を探りながら用を済ませていると
太ももにぬるりと違和感を感じ、ふと中を除いて見ると
うなぎが頭をもたげていました。
暗闇で良く見えなかったこともあり、
至近距離でうなぎと見つめ合った私は言うまでもなく仰天して腰を抜かしたのですが、
翌朝大家の助けを借りて再度トイレの中を確認すると
うなぎはその場で命運が尽きていました。
曰く「カンボジアでは下水詰まりにうなぎを使うことは多々ある」ようで、
「地上階だとうなぎが戻ってくる事もよくあること」であり、
「だから2,3日は気を付けないといけない」のだそうです。
一昔前まで下水事情の悪かったカンボジアでは家庭のみならずあらゆる所で
「うなぎは下水の救世主」として確固たる地位を擁していたようですが、
近年のJICA(独立行政法人国際協力機構で日本ODAプロジェクトを管轄)の
ハード、ソフト面のたゆまぬ努力で下水事情も大きく改善され、
今やうなぎはその地位を奪われつつあります。
うなぎに取って代わって「JICAは下水の救世主」になる日もそう遠くないと確信しています。
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