海外在宅ワーカーブログ

自宅隔離はサバイバル

2022年2月21日 10:00 カテゴリー : 海外在宅ワーカーブログ

ヤー・サス!久しぶりにブログを担当します、ギリシャ在住のSavlinaです。

ギリシャの四季は日本と同じで現在冬です。昨年に続き今年も大雪に見舞われたアテネは停電が1週間近く続いた地域もありました。子どもの頃は雪が降るのが待ち遠しかったのですが、大人になった今は雪あそびと雪かきを1セットで考えてしまい、雪合戦や雪だるま作りを心待ちにしている子ども達を見てうらやましくなります。

雪だるま

突然の自宅隔離

2月初めに家族の1人が新型コロナウイルスに感染しました。世帯の中に感染者が出たことにより、その翌日から家族全員、5日間におよぶ自宅隔離の始まりです。しかしこんなときに限って、冷蔵庫もストッカーの中も食料が少なく本当に焦りました。

家にあったのは日本でいう8枚切りサイズのパン1袋、米は2kg以下、小麦粉、パスタが2袋程度。野菜も果物も5日間しのげるほどの量がありませんでした。ギリシャでも地域によってはスーパーが配達してくれるところもありますが、私の住んでいる村ではそのような仕組みがないようです。この量では5日間しのげない!と判断し、貴重な日本の家族が送ってくれた日本のインスタントラーメンや、もち米なども非常事態につき放出しました。

気分はサバイバル

一歩も外に出れなくてもお腹はすきます。そして、「お腹すいたー!」と家族がいう姿を想像できたので、自宅隔離初日から食事とお菓子を作るようにしました。しかし、上記に書いたとおり、我が家の備蓄が少ないこともあり、手持ちの食料で5日間なにを作り、そしていかに満腹感を得られるようにするか!をリスト化し、それと同時になにか他に食べれるものがうちのどこかにあるのでは?と考えました。

たった5日間、されど5日です。食事の回数にすれば15回、それで満足しなければ即「お腹すいたー!」と聞こえてきます。どこかにしまい込んで忘れてしまったものはないかな?と懐中電灯片手に家の中を探して歩きました。気分はサバイバルです!

なんと5㎏ほどのくるみを発見し、さっそく5日間のメニューに追加しました。

元気がありあまる子ども達と一緒に

5日間のメニューにそって食事やお菓子を必死に作る私とは違い、子ども達は突然のお休みに大喜び!ホリデー休暇が終わったばかりで、次の休暇は4月後半のイースター休暇までないため気分はプチ休暇です。でも外出できず元気がありあまる子ども達に、「一緒にお菓子作らない?」「●●の手伝いしてくれないかな~?」「掃除機かけてくれないかな~?」と声をかけると、「やりたーい!」「いいよ!」という元気な返事が返ってきました。

これまでお菓子作りはクッキーの型抜きなど簡単なところを担当でしたが、今回はまぜるところから作業を担当!驚くくらいがんばってくれました。

チョコクッキー

また別の日にはもち米があったので「お餅つかない?」と言えば、二つ返事でやる気満々!2合のもち米をつき、すべて娘の胃袋に収まりました。もっと食べたい!もっとやりたい!と、さらに餅つきも楽しかったようです。

毎日台所で作業しているとあっという間に1日も終わり、隔離生活が終わりました。そして家族感染者も1人だけにとどまりほっとしています。今回、突然ではありましたが子どもと一緒になにかを作る楽しい時間をもらい、彼らの成長を感じることができました。

ドーナツ

この5日間で作ったものは家にあるもので作れるものに限定されましたが、今度は家族のリクエストを聞いてまたいっしょに作ろうと思います。

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