Buongiorno!イタリアからAHです。長い冬が終わり、こちら北部イタリアもすっかり春。日中は半袖でも過ごせるようになりました。
さて、イタリアではクリスマスにつぐ一大イベントのイースターが終わり、夏のバカンスを計画する人が増えてきました。コロナがまだまだ流行中ではありますが、イタリアでは「それはそれ、これはこれ」です。
イタリア人は一体どこへバカンスに?
山、森、クルーズ、様々な場所へアクティブに出かけます。
イタリアは南北に長いので、北はアルプスの山々、南は海と、国内だけでもとても楽しめる国なのです!
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人気ナンバーワンはやはり「海」!
暑い夏は山で涼む人も多いですが、一番人気は海です。ビーチリゾートです!
6月くらいからミラノに住むミラネーゼたちは、ジェノヴァ近郊リグリアの海へ週末押し寄せるようになります。昨年はコロナ禍にもかかわらず、6・7月リグリアの海は大渋滞。工事のせいで高速道路も大渋滞。それでも押し寄せるミラネーゼたち。海はビーチタオルを敷く場所がなくなり、レストランもジェラテリアもどこも行列でした。
そんな大人気リグリアのビーチリゾートもなんと8月になると誰もいなくなります…。あんなに人がいたのにビーチはガラガラ。一体どうして…。
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この後、人数制限しないといけないくらい人で埋まります。
再び移動開始!
実は、より美しい海を求めて再び移動を開始するのです!
美しい海でバカンスを過ごすために車で12時間くらいかけて移動する人もいます。イタリア人のバカンスにかける情熱はすごいです!
イタリア国内で人気があるのはサルデーニャ島、シチリア島、サレント(ブーツの形をしているイタリアのかかと部分の場所)。
特にサルデーニャ島の海の美しさは必見です。真っ白な砂浜にエメラルドブルーの海。有名なコスタ・スメラルダ(エメラルド海岸)には世界のセレブが集まります。昨年はイタリアの元首相が滞在していました。
その他では近場スペインのマヨルカ島やカナリエ諸島が大人気です。
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ビーチリゾートでの過ごし方
朝は美しい海で泳いで日光浴。本を読んだり海沿いのカフェで遅い朝食を。午前中を心ゆくまでまったりと過ごしたら、お昼ごはんを食べてお昼寝。夕方になるとまた海に行き、泳いだりビーチバレーをしたり過ごし方はいろいろ。サマータイムで遅くまで明るいので夜8時くらいまでビーチで過ごし、滞在場所に帰ります。
しかし、まだまだバカンスの1日は終わりません。シャワーを浴びたら新鮮な魚介とワインをレストランで楽しみます。もちろん毎日外食ではありませんが。
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イタリア人は前菜で必ずと言っていいほどムール貝を食べます。
食後はジェラートを食べながら海沿いを歩き、友人と夜中まで談笑、そしてようやくお開き就寝です。バカンス中は小さな子供も夜中まで外で遊んでいます。
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そうして2週間から1カ月くらい、海のそばに家を借りるかホテルで過ごします。長い人では3か月バカンスの人もいます!
夏が終わる頃にはみんな日に焼けて素敵なブロンズ色に。夏の名残を残したままそれぞれの職場へもどっていきます。
イタリア人の夏のバカンスの過ごし方いかがでしたか?ぜひ一度イタリアの海で、イタリア風バカンスを楽しんでみて下さいね!
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