海外在宅ワーカーブログ

ハンガリーのクリスマス

2020年11月30日 09:46 カテゴリー : 海外在宅ワーカーブログ

こんにちは。
ハンガリーのクラークです。
最近、気温も下がり、朝は霜が降り始めたハンガリーです。

ロックダウンまではなっていませんが、いろんな制限がかかり、ほとんど外に出ていない日々が続いています。気づけば、11月も残すところあと1日となりましたね! 2020年は本当にあっという間っだと感じる方も多いのではないでしょうか。

アドベントシーズン

ヨーロッパでは、今年は11月29日日曜日からアドベントシーズンが始まりましたが、準備するのをすっかり忘れていたので、慌てて買いに走りました。

今では海外に住む人も増え、いろんな国のクリスマスシーズンの過ごし方やクリスマスの習慣、クリスマスまでのカウントダウンで使われる、アドベントカレンダーやアドベントリースを耳にするようになりましたね。

アドベントとは

アドベントという言葉は到来というラテン語アドベントゥスからきたもので、キリストの到来という意味だそうです。5世紀後半にクリスマス前の断食が始り、その後、4回の主日(日曜日)に1つずつろうそくに火をともし、毎週1本ずつ増やしていくという習慣が始まったそうです。

アドベントキャンドル

アドベントリースに1つ灯がともっている

その4本のろうそくはいろんな色がありますが、本来は、白または典礼色である紫3本とクリスマスを迎える喜びを表すバラ色(ピンク)1本で作られます。

今年は11月29日日曜日が第1週目だったので、紫の1本のろうそくに火を灯しました。来週の日曜日に2本のろうそくに、3週目の日曜日に3本のろうそくに、そして、クリスマスはもう目の前と喜びと共にピンクのろうそくにも火を灯し、クリスマスの日を楽しみに待ちます。

色んなタイプのアドベントリース

お見せに並ぶアドベントキャンドルの材料

すでに作られた素敵なキャンドルリースも売られていますが、手作りする人も多いため、いろんな花やさんやこの時期だけの露店には、いろんな手作りキッドが並んでいます。

昨年から作り始め、昨年はもみの木素材のも物を選びました。もみの木のにおいも良く癒されましたが、今年はコケタイプで作ってみることにしました。

アドベントキャンドルの材料

セントニコラスの日

クリスマスの前に、ハンガリーの子供たちが楽しみにしている日があります。12月6日セントニコラス=サンタクロースの日です! 

セントニコラスが、貧しい人たちの靴や靴下に金貨を入れてあげてたことから、サンタクロースと伝えられ、ニコラスの命日をお祝いしたことからサンタクロースの日となりました。

子供たちは、12月5日の夜に自分の靴を一生懸命磨きます。磨いた靴を玄関のドアの前や窓の所にミルクとクッキーをおきます。すると、12月6日朝起きると靴の中にサンタクロースからプレゼントが届きます。

良い子にはチョコやお菓子、悪い子には枝(むち)が入っています。

12月24日クリスマスイブ

以前にもクリスマスツリーはエンジェルが運んでくると書いたことがありますが、ハンガリーでは12月24日にエンジェルが来ます。その時にクリスマスツリーを運んでくると言われているため、24日の朝、起きたらクリスマスツリーが届いていて、家族みんなで飾りつけをします。

お昼14時にはお店も閉まり、交通機関はほぼなくなります。

夜教会へ行くため、ブダペスト市内は街の真ん中を走っているトラムの4番6番だけ、本数は減りますが動いています。

今年のクリスマスは…

冒頭で書きましたが、今ハンガリーはロックダウンまではいきませんが、教会も制限があるため、毎年10月頃からクリスマスキャロルの練習が始まり、あちらこちらでクリスマスキャロルを歌う声が聞こえますが、それもなく、、

また、劇場も閉まってしまい、くるみ割り人形のバレエも今年はオンライン鑑賞になるのでしょうか。。。

通常のクリスマスにはならなかと思いますが、25日は家族でゆっくり過ごす日には変わりないので、家族団らん素敵なクリスマスになることを願いたいと思います。



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