私が在宅ワークを続けられているワケ

2020年8月24日 10:00 カテゴリー : 海外在宅ワーカーブログ

こんにちは、ロンドン在住のガッティーナです。

現在（８月中旬）、夏でも日によっては肌寒いことがあるロンドンにも熱波がきています。ヨーロッパは乾燥しているイメージがあったのですが、日中は意外と蒸し暑く、日本の夏を思い出します。今シーズン２回しか使っていなかった扇風機がフル稼働してくれています。

さて、ここからようやく本題です。
実はコロナの影響もあり、一度は在宅ワークを続けることをあきらめた私。
理由は大きく３つありました。

①家族の在宅により、ネットワーク環境の整った居間での作業ができなくなったこと。
②家族の在宅により、在宅ワークをする時間が減少したこと。
③家族の休日（日本の平日）と私の都合がごくまれに合わせにくいことがあり、そのときに家族のさみしそうな顔をみるのが申し訳なかったこと。

これらの理由を少しずつ対処し、今も在宅ワークを続けることができています。
今回、私がどのように問題を対処していったのかをご紹介しようと思います。

①作業場所の確保

・作業場所と机

インターネット環境が比較的よく、しっかりとしたテーブルのある居間を家族に譲り、私は寝室に移動せざるを得ない状況になりました。しかしローチェストを机代わりに使っていたら姿勢が悪くなったのか、ひどい頭痛と背中痛に悩まされることに・・・。
こちらは急きょ通販で折り畳み式のローテーブルを購入して、あっさり解決！やはり低価格のものでも、テーブルという名前のついてるものが、テーブルとして機能するようです。

・インターネット回線

インターネットもバシバシと回線が切れ、作業中のファイルが消失しないように数分おきにデータ保存をしなければいけない状態なってしまいました。
原始的ですが長ーいLANケーブルを用意し、ルーターを寝室に近づけることで、やや改善。いまでもいきなり接続が切れることはありますが、頻繁なデータ保存などで割り切ることに。オンラインミーティング中はドキドキしますが、意外となんとかなります！割り切ったもの勝ちです(笑)

②在宅ワークの時間の捻出

・稼働時間の減少

＜家族の通勤時間が減った＞ことはいいことなのですが、それに伴い私の稼働時間も減少しました。昼食もひとりだと適当にすませていましたが、そういうわけにもいかなくなり、結果として稼働時間が3～4割減少。そこで私は家族の勤務時間中にひとりでやっていた洗濯・掃除を、家族の昼休み時間や勤務時間前後のすきま時間にシフトして、稼働時間を確保することができました。

・意外な効果

私が家事をしている姿をみて、家族が手伝ってくれるようになりました。まさに一石二鳥(笑)　
また、家族の勤務時間後は稼働できないと思い込んでいたのですが、そこは意外と寛容なことがわかりました！「今日は１時間ほど残業していい？」と聞くと、思いのほか快諾してくれて、自分の趣味関連のYouTubeを見ながら待っていてくれます。
（その間に夕食の用意もしてくれたら完璧なのですが・・・、というのはナイショ！(笑)）

③家族の休日にあわせやすく

こちらは①②と違い、家族にさみしそうな顔をさせたくないという私の内的要因なので、物理的な手が打ちにくいところでもあります。

家族との休日のために私が意識しているのは主に以下の2つです。

①月次で第○営業日限定の業務よりは、納期に数営業日猶予のある業務の方が継続しやすい。
（日本の営業日、日本なら確実に平日ですが、英国では同様にはいかないので。）

②期間限定案件の方が確実に稼働が難しい時期（夏休み、日本への一時帰国など）をあらかじめ考慮した上で業務に参加できる。

いやー、確かにそうですが・・・。そんなに都合のいいお仕事なんてあるかな？？って、思いましたか？思いますよね？？　私も思いました(笑)

たしかに自分が求めているときに確実にある！、とは言えません。
ですが、Mamasan&Companyには本当にさまざまなタイプの仕事があります。自分の事情を押しつけることはもちろんいけませんが、オープンにすることによりスポット案件や短期案件を紹介してもらえることもあります。
そして頑張っていることを必ず誰かが見てくれています。そしてその後、ありがたいことにお仕事のお誘いをかけてくださることも。

実は現在、そうやって声をかけていただき、ある短期案件でサブリーダーという形で参加しています。リーダー経験もなく、分からないことばかりで、サポートママさんやリーダママさん達に質問・相談・頼ることが多いですが、こうやって案件が進められていくんだ、と新鮮な発見があふれている毎日です。

こうやって日々頑張りながら、めぐり合わせでお仕事が続けていられています。いつも助けていただいている皆さんには感謝の気持ちでいっぱいです。もちろん理解を示してくれる家族にも感謝しないといけないですね。

こうやって少しずついろいろな事情をうまく調整し、時には割り切るというのが在宅ワークを続けていくのに必要なのかもしれませんね。