皆さん、こんにちは。

3か月振りにブログに登場のふかまるです。

前回ブログを書いた時は、
今のような状況をまったく予想もしていなかったのですが…
ブログをご覧いただいている皆さんも、
今一番の関心事は、
やはり世界的に流行している新型コロナウイルスについてではないでしょうか？

2月の中旬くらいから、一部の商品が手に入りづらくなりましたが、
いまだに我が家では手に入らないもの、それがマスクです。

日本人は花粉症などのアレルギー性鼻炎の方をはじめ、
比較的一年を通してマスクをしている方が多いと思います。

私も花粉症持ちなのと、のどの乾燥で風邪をひくことが多いので、
毎日寝る際にマスクをしていましたが、
買い置きのストックがなくなってしまい、
さらにかかりつけの医院で「通院時には必ずマスクを着用してください」との
案内をしており、いよいよ困った…という状況に陥りました。

主人の職場も、政府からの緊急事態宣言を受けて、
基本在宅勤務に切り替わってますが、
紙と捺印文化が根強く残っている日本で、
完全に在宅で仕事をするのは難しいようで、
ごくたまに出勤せざるをえない日もあるとのこと、
これはマスクが手に入らないからできないでは済まされないのでは？
これは自分で作るしかないな、と思い始めました。

その前から、友人たちが自分でマスクを作り始めているのを
聞いていたのですが、ものぐさな性格の私は
「ついでに私と主人のも作って～」と軽いお願いをしておりました。

しかし、実は小学生の頃は家庭科クラブの部長を務め、
学生時代の得意科目は家庭科と音楽だった私、
面倒くさいと手を付け始めなかっただけで、裁縫自体は苦手ではないのです。

ここのところ、ボタン付けもスカートの裾のほつれも、
お任せしたほうがきれいに仕上げてくれるからと、
リフォーム店に持って行ってたこともあり、
埃をかぶっていた裁縫道具を、数年ぶりに引っ張り出してきました。
（小学生の時に、教材で用意してもらった裁縫セットの中身を、
ほぼそのまま使用しており、
裁ちばさみ・糸切りばさみ・針山に待ち針あたりは健在です）

先に手作りを始めていた友人から、
おすすめの型紙を教えてもらい、プリントアウトして準備完了！…と、
ここでふと思い出しました。

布もゴムもないぞ!?と…（なぜ材料揃えずに型紙だけ準備していたのか）

我が家の近所の手芸店は商業施設の中にあるので、
すでに臨時休業中、せっかく作る気満々なのに、どうしよう…と
思っていたのですが、ハッと思い出しました。
別にガーゼじゃなくてもいいんだ、今家にある布で作るしかない！と。

タンスの中を漁り始めたら、布は案外すぐに見つかりました。
私の分は、行きつけの和菓子屋さんからいただいていた
手ぬぐい（白無地に小豆柄）、主人の分は洗い替えのストックで
未開封だった白の肌着を使うことにしました。

ゴムもたまたま買い物に行ったお店で見つけることができ、
ようやく材料も揃いました。

マスクを手作りする！と思い立って3日後、ようやく作成開始しました。

数年ぶりの裁縫だったのと、
子どもがいない我が家には必要ないと思っていたので
ミシンなどなく手縫いのため、はじめの1枚目はとても時間がかかり、
これ洗い替えも考えて2枚×夫婦ふたり分、いつ完成するんだろう？と
途方に暮れたりもしましたが、
2枚目にとりかかってからは、少しずつ感覚を取り戻してきたのか、
無心に針を進めていくのが楽しくなってきました。
作成を始めて2日で、夫婦ふたり分×2枚を完成させることができました。

小豆柄の手ぬぐいは使い切ってしまったのですが、
布を漁っていた時に、他にも使わないで取ってあった、
戴き物の手ぬぐいを数枚見つけたのと、
主人の肌着からもまだ数枚分取れるので、
まだしばらく思うように外出できない日が続きますが、
私は家でマスクづくりをして過ごそうと思います。

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