海外在宅ワーカーブログ

ドイツで2年間の育休を経ての第一歩

2024年11月4日 09:00 カテゴリー : 海外在宅ワーカーブログ

こんにちは。Mamasan&Company(以下MAC)でお仕事を始めて2ヶ月半になるドイツ在住のHです。まだ完全在宅というMACのお仕事に不慣れなところもありますが、だんだんと取り組み方が見えてきました。

今回は、ドイツで2年間の育児休暇を経て日本の完全在宅勤務が可能なMACのお仕事に挑戦するまでと、ドイツ生活から得た完全在宅のお仕事でも活用できる大切なことについて紹介します。

育休中に強まった在宅で働きたい気持ち

もともと日本に住んでいる頃は、デザインや広報などの仕事をしており、ドイツ生活を始めてからも時々ライティングの仕事をしていたので、いつか在宅での仕事を本業にしたいと考えていました。

息子を出産してから初めての育児が始まりましたが、ありがたいことによく寝てくれたため、息子が日中寝ている時間を利用してUXデザインのオンライン講座を受けたり、SEO対策のライティングの仕事を受けたりして、育休を活用しながら在宅で仕事をする準備を進めていきました。

息子の保育園生活スタート

しかし、息子が大きくなるにつれて、日中寝ている時間もどんどん少なくなり、起きている時間はほとんど一緒に遊んでいるため、自身の仕事のことについてゆっくりと考える時間が取れず、職探しについては棚上げになっていました。

ドイツも特に都心部では保育園に入ることが難しく、なかなか空いているところが見つからなかったのですが、息子が1歳8ヶ月の頃、ちょうど保育園に空きが出たので入園できることとなりました。慣らし保育は3週間ほどで終わり、最初は私にぴったりひっついて離れなかった息子も1ヶ月経つ頃には泣かずに自分から部屋に入っていくことができました。

毎日新しい環境に慣れようと頑張る息子からエネルギーをもらって、一人の時間ができた私も、なにか始めよう!という気持ちになり、在宅でできる仕事探しをスタートさせました。

意外に少ない?!海外でも働ける日本の仕事

希望する職種や「海外完全在宅」というキーワードで仕事を探し始めましたが、勤務時間が希望する時間よりも多かったり、時差を考えると会社が指定する時間での勤務が難しかったりと、思ったよりも海外で日本の企業と仕事をするのは難しいのかな、と考えていました。しかしあきらめずに探し続けているときに出会ったのがMACでした。

MACは週2〜3回、1日3時間程度でも働けます。みんなが働ける時間に働いています。私以外にも海外在住の方がたくさんいるので、日本の早朝深夜はそれほど気になりません。自分のペースで働けるのがMAC最大のメリットだと思います。

完全在宅勤務の落とし穴

完全在宅だと日本に限らず海外でも働きやすいですが、デメリットとなる部分もあります。それは、それぞれの状況が見えにくいこと。完全在宅だと、初回の設定もすべて自分でおこないます。また、仕事をするメンバーとは基本的にチャットのやり取りです。会社内にいればすぐ隣にいる先輩社員や同期に聞けることも、チャットのどこかのチャンネルを探して誰かに聞かなければなりません。

私も最初はこのチャンネルでいいのかな?わからないけど誰に聞いたらいいのかな?チームに入ったけど何から始めたらいいのかな?と手が止まってしまうこともありました。まさに落とし穴の中にいるような状況です。完全在宅の仕事は自由さもありますが、声をあげないと何も分からないままで、誰もその状況に気づいてくれません。

不便なドイツ生活で学んだコミュニケーション

ドイツは日本に比べると不便です。私が住むバイエルン州は特に厳しく毎日お店は20時に閉まるし、日曜祝日は1日中閉まっています。特に食品や日用品は、意識的に時間やカレンダーを見ながら生活しなければなりません。それでもうっかり買い忘れや、急に必要になることもあります。

そんなとき、どうすればいいか。
それは、ご近所さんに「誰か卵2つ持ってる?」と聞くことです。現在住んでいるアパートは、住人のチャットグループがあり「マフィンの型を貸してほしい!」「重たい荷物を運ぶのを手伝って!」といったやりとりがよくおこなわれています。

毎日必ず顔を会わせることはなくても、困ったときは声を上げると必ず誰かが助けてくれる。だから臆せずに声を上げること。不便なドイツ生活から得た経験は、完全在宅のMAC内でも役立っています。小さなアイコン写真でしか知らない同僚がたくさんいますが、「分からないので教えてください」「困ってます」と声を上げれば、誰かが必ずフォローしてくれます。
 

さいごに

2年間の育児休暇は、自身のキャリアを見直す良い時間になりました。完全在宅の仕事の魅力は、やはりパソコンとインターネット環境があれば、いつでも、どこでもできるということ。MACならそれが叶います。息子も周りの大人に手伝ってもらいながら、どんどん新しいことができるようになっています。私自身もMACで「教えてください!」と積極的に声を上げながら、色々な仕事の経験を積みたいと思います。

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