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ECサイト運営に必須!画像加工を外注するメリット

2021年5月4日 09:00 カテゴリー : BPO Times

ECサイト上では、ユーザーは商品画像から商品の良し悪しを判断します。そのため、商品をより魅力的に見せることができるよう、商品画像を適切な状態へ加工や編集し制作をする作業が必要です。しかし、画像加工や編集には手間と時間がかかることから、画像の大量処理が後回しにされるケースも少なくありません。ECサイト運営上の画像加工の課題を克服するため、画像加工や編集を外注できるサービスの利用が一つの手段として挙げられます。
ECサイト運営における画像の重要性と画像加工の外注方法、メリットとデメリットについて紹介しましょう。

画像加工の必要性

ECサイト上では実物の商品を手に取って選ぶことができないため、商品画像がユーザーにとって購買の大きな判断材料であり、売り上げにも直結するポイントです。では、商品画像が売り上げに直結する理由とその背景について詳しく見ていきましょう。

圧倒的な情報量

文字で伝わる情報と写真で伝わる情報を比較したとき、写真で伝わる情報量の方が多く、また時間をかけなくても直感的にたくさんの情報を得ることができます。サイズや品質の正確に伝えなければならない細かな事柄は文章として掲載する必要がありますが、商品の色、デザイン、形状などは説明よりも写真を掲載する方が簡単で分かりやすいのです。

すぐに想像できる具体的な使用感

便利グッズやデザイン性の高いもの、ハンドメイド製品など、個性的な商品を取り扱うECサイトも多いため、具体的な商品使用イメージを簡単に分かりやすく伝えなければなりません。使用イメージをユーザーへ伝える際に、長文で使い方を説明するよりも、実際の利用シーンの写真を掲載することで、ユーザー自身の生活に当てはめた活用方法が気軽にイメージしやすくなると考えられます。

データに裏付けされた画像の重要性

楽天インサイトが2014年に行った「スマートフォン利用に関する調査」では、スマートフォンが欠かせないツールになっているにもかかわらず、ECサイトショッピング利用の経験がない理由として「商品の画像が見にくいから」が53.8%に達し、理由の1位となりました。調査自体はスマートフォンの画面自体の小ささを指摘していますが、商品画像がWebサイトを用いたオンラインでの購買の重要な要素となっていることを客観的に示しています。

【参考】「リサーチデータ(2014年)スマートフォン利用に関する調査|楽天インサイト」

外注するという方法

ECサイト運営が商品画像をすべて準備し、相応の形でトリミングしたり編集を行うのは大きな負担となる場合がありますが、外注することで負担軽減につながる可能性があります。ECサイト向けの画像加工外注のニーズ背景と、具体的な外注方法について紹介します。

ECサイト向け画像編集の外注ニーズの高まり

パソコンが普及してからは、無料のレタッチソフトを利用することで誰でも簡単に画像の編集などができるようになりました。
ECサイト運営において、単純な商品画像だけでなく、利用シーンのイメージ画像やアップ画像、カラーバリエーションの画像など多くの種類が必要となってきており、これらの多くの画像がECサイトの売上に影響を及ぼしています。しかし、このような消費者のニーズを満たす画像をECサイト側が一から用意して加工することは、ECサイト運営者の大きな負担となることもあります。
この状況のなか、ECサイト向けに商品画像を加工する会社やサービスが生まれ、昨今高まる需要を受けサービス規模が広がりつつあるのです。

画像処理の外注方法は?

ECサイト向けの画像加工などのサービスを外注する方法は、デザイナーへの直接発注と、専門業者やBPO企業への発注があります。
デザイナーへの直接発注の場合は、デザイナー個人の過去の作品例を見たうえで、個人的にアプローチしたり、クラウドソーシングを通して依頼をするスタイルです。価格設定はさまざまですが、個人同士での相談となることも少なくありません。
一方、専門業者やBPO企業への発注の場合は、業者ごとの特徴から比較検討をして手がけられるサービスや画像イメージなどを擦り合わせていきます。作業内容や量によって、料金体系がある程度明確に決まっている場合が多いことも特徴です。

外注先へ依頼できる内容

ECサイト向けの画像編集を外注した場合、実際にどのような画像編集を手掛けてもらうことが可能なのか、その内容を詳しく見ていきましょう。

切り抜き・背景替え

商品画像を切り抜く画像加工、商品が中心にいくように変更するセンタリング、背景色を白抜きにしたり他の背景画像と合成したりするなどの加工をおこないます。このような画像編集によって、商品そのものがより分かりやすく明確に消費者へ訴えかける形の写真を作成することができます。

バリエーションの作成

何色もある商品画像をそれぞれ撮影しなくても、1つの商品写真から様々な色や素材のバリエーションを再現し、写真として作成することが可能です。
写真を何枚も撮影しなければいけない手間を削減するだけでなく、同じ角度の写真でバリエーションを作成できるので、比較しやすい材料の提供を実現できます。

色調補正・不要物除去

撮影した写真が暗かったり、色味がうまく出ていなかったり、撮影者の影が映り込んでしまうなどの低クオリティとなってしまうことは珍しくありません。
しかし、プロによる色調の変更や不要な影、物の除去処理を行うことで、写真の出来栄えを高めることができます。

画像加工を外注するメリット

実際にECサイト向けの画像処理を外注するメリットは何か、具体的に見ていきましょう。

高い技術力

プロのデザイナーは、一体どのような画像がECサイトで注目を集め、ユーザーの購買欲を刺激するのかよく心得ており、その専門的な知識や経験をもとに高い技術で成果物を完成させます。
また、デザイン専用のソフトを利用して作成されるので、画像の出来上がりもまさにプロ仕様です。画像のクオリティの高さが売り上げに直結することをかんがみると、高い技術力のあるプロに画像を作成してもらうことは追い風となります。

作業時間の短縮

ECサイトの運営を第一におこなうことが必須のなか、商品の写真の処理に多くの時間を費やしていては、たとえアクセス数が伸びてもその後に続くサービスが手薄となるなど本末転倒になりかねません。
しかし、商品写真の準備を専門業者に外注すれば、大量の画像処理もプロが全て担うため、本来の業務であるECサイトの運営に集中することが可能です。

人件費の削減

高い技術を持ったプロデザイナーを社員として採用する場合には、莫大なコストがかかります。しかし外注をすることで、プロの画像処理技術を持った人に企業業務に参加してもらうことが可能となり、人件費を抑えながら高いデザインスキルを社内リソースとして活用することができます。

画像加工の外注で注意すべきデメリット

サービスを検討するにあたり、メリットだけでなくデメリットも念頭に置く必要があります。詳しく見ていきましょう。

外注予算とコスト

サービスを外注すれば必ず外注予算が必要となります。
内製と比べると、少しの修正作業にも割高なコストや時間がかかりることも考えられます。指示出しによって生じる時間的コストなども含め、費用対効果に見合わなければ外注先の変更も視野に入れるなど、予算を無駄にしないためにも迅速に対処する必要があるでしょう。

業者との連携とコントロール

外注する際にうまく伝達や連携ができないと、商品イメージのすり合わせが難しくなり、ブランド統制に支障をきたすリスクがあります。
売り上げに直結する写真の加工を依頼しているからこそ、一定のクオリティを保ちECサイトのブランドを損なわないようにすることが大切です。
その際、顔を合わせたことのない業者であっても、連携とECサイトイメージの共有が必要となります。

トラブル発生のリスク

最初の時点で委託先企業の選定を誤ったままアウトソーシングすると、トラブルに発展します。
例えば、「先払いで入金したのに期日中に加工写真が納品されない」「修正対応してくれると思っていたのに修正対応不可だった」などのケースが見受けられます。

このような問題は、外注において見かけることが少なくない問題ですので、業者への依頼前には必ずルールを設けたり、規約をよく確認するなど、トラブルに発展しないように対策を取ることが大切です。

画像加工におすすめの企業3社

ECサイト向けの画像処理を取り扱うおすすめの企業を紹介しましょう。各企業の特徴を押さえたうえで比較検討することをおすすめします。

Mamasan&Company株式会社

BPO業務(経理・総務・人事・秘書など)に幅広く対応しているMamasan&Companyは、その独自の体制とノウハウを生かしてクリエイティブ業にも力を入れています。専任の体制ではなく、業務に対して複数名のチームを組んで全体の管理をおこないながら進めていく形が特徴で、内容もコンサルタントとともに綿密な打ち合わせが可能です。

まとめてたくさんの依頼など、多量の画像処理であっても複数名で対応し、低コストかつスピーディに高いクオリティな仕事を実現します。
さらに、画像加工だけでなく、動画編集など幅広く請け負っているのも威力です。

シスプロデータプロ

多くのBPO業務を手掛けるシスプロクラウドサービスが、データの大量入力部門として運営するシスプロデータプロにて、画像加工に特化した画像加工修正サービスをおこなっています。画像数が多くても、大量のデータ処理に特化しているサービスなので問題なく納品がおこなわれます。

撮影ドットネット

インターネット上にある「商品写真の撮影スタジオ」をうたう撮影ドットネットは、プロのフォトグラファーによる商品撮影のほか、フォトレタッチ(画像処理)などを取り扱っています。トリミングや色調補正といった基本的な加工はもちろん、電線の消去、デジタル移植、デジタルメイクなども対応が可能です。

画像加工はプロにお願い!

ECサイトの性質上、商品画像によってユーザーの購買意欲に大きな影響が出ることは否定できません。そのため、たとえ面倒な作業であっても商品の写真を丁寧に処理し、適切な画像加工を行ったうえで公開することが必要です。
もし運営内での画像処理が難しいのであれば、ECサイトのイメージに合致した商品写真の加工をプロに外注し、サイト運営に一層尽力していくというのも1つのビジネスモデルとなるでしょう。
外注のメリットとデメリットを踏まえたうえで、検討して見るのが得策です。