Hola!(オラ!)前職で「幸せの国」コスタリカ共和国に渡り結婚し、現地に住み着いて7年目のMomitaです♪
そもそもコスタリカってどこ?という人も多いと思います。
コスタリカはメキシコとコロンビアの間に挟まれた中米の国の一つで、九州と四国を合わせたぐらいの国土に500万人ほどが住んでいる小さな国です。公用語はスペイン語です。
季節は雨季と乾季のみで、首都サンホセは標高約1200メートルのため年中気温は20-28℃と過ごしやすく、「常春の国」と言われることもあります。でも、カリブ海側と太平洋側の海の近くは35℃ぐらいです。美しい海と山に囲まれていて自然豊かで珍しい動物や植物が多く、世界中から動植物の研究者やサーファーなどが集まる国です。
軍隊を持たないため、軍事費ではなく教育や医療にお金をかけていて治安も教育レベルも良いため、「幸せの国」と呼ばれています。今回はそんなコスタリカ全土で食べられている家庭料理、オジャ・デ・カルネをご紹介いたします!
材料と切り方はシンプル!手に入らなければ別の野菜でもOK!
オジャ・デ・カルネはスペイン語でOlla (鍋)De(〇〇の)Carne(肉)、つまり「肉の鍋」という意味です。見た目そのままな名前なのがコスタリカらしくて可愛らしいなと思います♪
材料 4−5人前
▪️牛肉 骨付き・骨なしが両方あるとベスト。それぞれ400グラム
▪️さといも2−3個
▪️さつまいも1本
▪️かぼちゃ300グラム
▪️トウモロコシ1本
▪️じゃがいも小5個
▪️にんじん2本
▪️もしもあればハヤトウリ2個 無ければ入れなくてOK!大根で代用可能だと思います!
▪️もしもあればキャッサバ300g程度
▪️もしもあれば加熱用バナナ1本
⭐︎玉ねぎ中 半分
⭐︎ピーマン 半分
⭐︎コリアンダー(パクチー)1束又はセロリ1枝
⭐︎ニンニク1かけ
▲塩 大さじ2(自分好みの味にしてください)
▲お好みで中濃ソース大さじ1
作り方
1)▪️の材料を全て拳半分ぐらいの大きさに切る。
2)⭐︎の材料を全てみじん切りにする。
3)水1リットルに▪️と⭐︎の材料を入れて、▲で味を整えて2時間ほど煮込む。
全ての材料に火が通って柔らかくなったら完成です!
お肉は骨がついているものがあれば骨から出汁が出て美味しいですが、無くて出汁が足りない場合はコンソメなどを入れても良いかと思います。野菜は好きなものを入れれば基本的にOKですが、芋類をたくさん入れるとホクホクして良いと思います。
家庭によって入れる野菜や分量も違うので、お好みの野菜を入れてくださいね。長い間煮込むので、電気鍋で長時間煮込んだり、圧力鍋を使って時短することも可能です!
大きめ骨付きとゴロゴロ野菜の食べ応え抜群スープ!
ゴロゴロしたワイルドな見た目に反して、味は優しくて年中問わず食べられています。芋類が多く入っているのでお腹もふくらむし、お肉も野菜も食べれて栄養満点のスープです。このままハンドミキサーにかけて息子の離乳食として食べさせていたこともありました。
でも、コスタリカでは朝からスープを食べる習慣はないので、お昼ご飯や夕飯に食べられることが多いです。(余談ですが、日本では朝から味噌汁を食べると言ったら、コスタリカ人の友人全員から朝からスープは食べきれないと言われました・・・。伝統的な朝ごはんのレシピはまた機会があったらご紹介いたします♪)
レモン汁を入れたり、ご飯を入れても美味しい!
オジャ・デ・カルネにはレモンをかけて食べても美味しいです♪レモンをかけるとさっぱりするので、梅雨の時期や夏に冷房で冷えてしまった時にも心と体を温めることができます♡
ご飯をスープの中に入れて食べる人も多いですよ!!コスタリカのお米は日本のお米より細長くパサパサしていますが、日本のご飯を入れても全く問題ありません。(むしろ、私は日本のご飯を入れる方が好みです!)
伝統的には外で火を起こして大きな鍋で作っていたようですが、今は電気鍋で作ったり、家庭用の小さな鍋で作ることが多いです。でも、炭火で作ったオジャ・デ・カルネは最高に美味しいです!!!!大量に作って、それを友達や家族と分け合っておしゃべりしながら食べると美味しさ倍増です!
さいごに
日本でも作れるコスタリカ料理、是非お試しあれ!
材料も簡単、一人用に小さな鍋で作っても、大人数用に作ってもお腹も心もポカポカになるので是非作ってみてくださいね♪
コスタリカまでの直行便は残念ながらありませんが、アメリカ・カナダ・メキシコ・ヨーロッパ経由などで来る方法はたくさんあります。気候が穏やかなので、特にヨーロッパとアメリカからの観光客が多く、アメリカ人にとってはハワイの次に人気の退職後の移住先なんだとか。
興味を持った人はぜひ遊びに来て綺麗な自然を堪能してくださいね♪