新聞を読んでいると時として理解に解せない事件を目にする事があります。
そしてその多くは記事の中で真相は明かされず、処理されてしまうことがほとんです。
しかし多くの人は事件には魔術が関わっており、
マスコミが意図的にその事実を隠蔽していると理解しています。
事件にまで発展する事は稀ですが、まだまだ日常生活の中でその影を垣間見る事は多々あります。
私自身が妊娠初期の頃、酷い悪阻に見舞われ寝込んでいたところ、
『悪霊に取り付かれているに違いないからお払いが必要だ』と
祈祷師が家に突然やってきた事がありました。
さすがにこの時は夫に『西洋医療を私に与えて‼』と大クレームし一時帰国を決意しました。
又3人目を妊娠していた頃には、性別は女の子だと伝えると、
「いい祈祷師を紹介するよ、胎児の性別を変えられる事で有名だ」とアドバイスを戴きました。
特定の性別を望んでいた訳ではないのですが、
外資系企業の管理職の方から言われた事に大変衝撃を受けました。
カンボジアでは特に出産は輪廻転生の一環として捉えられる故、
霊的概念が強いように見受けられます。
他にもう一つ印象的だったのは、かなり前ですが寺に参拝した際、
先客が魔術の相談をしていた事がありました。
『職場で昇進する為には・・・』といった内容が聞こえ、
魔術で操られる組織に驚きが隠せませんでした。
魔術師はお坊さんや祈祷師、伝統治療従事者であったりと様々ですが、
依頼事項によって有名な方もいらっしゃったりと一大市場を築き上げています。
アンコール王朝の壁画には魔術師が描かれていたりと
カンボジアでは古くから生活に欠かせないものであったようです。
それは宗教や生活が移り変わっても魔術に頼る人の心理は形を変えながらも存在し続け、
何か目に見えないものに頼りたい、助けを乞いたい、心の安らぎを
得たいと思う気持ちが存在しているからではないでしょうか。
カンボジアに近い国ミャンマー❣
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