BPO Times

売れるECサイトを運営するには?上手なBPOとシステムの活用方法。

2019年6月11日 07:00 カテゴリー : BPO Times

「ECサイト運営を効率化して従業員の負担を減らしたい」
「今のECサイトでは売上が伸びない」
「ECサイトを始めたいけど運営がうまくできるかわからない」
 などお困りではありませんか?


「売れるもの」をお持ちなら、ECサイトをうまく活用・運営し商品を売りたいですよね。ではどのようなECサイトの運営をすれば効率よく商品を売ることができるのでしょうか?


ECサイト運営について詳しく述べ、BPOとシステムを活用し効率化できるサービスをご紹介いたします。

ECサイト運営とは

ECサイトの運営とは商品やサービスを提供するwebサイトを管理し、人々が購入できるように運用することです。
自社のECサイトと、ショッピングモールのようなサイトに店舗を出店もしくは商品を出品するといったモール型のECサイトがあります。

国内の EC市場の現状をご存知ですか?
EC市場規模は年々拡大傾向にあり、国内商取引の電子化が進んでいます。
(経済産業省 電子商取引に関する市場調査の結果 参照 https://www.meti.go.jp/press/2019/05/20190516002/20190516002.html

このデータから年々ECサイトの数は増えており、ECサイト運営が重要であることがわかります。

ECサイト運営業務

拡大傾向のEC市場で、複数存在するECサイトをうまく運営し売上アップにつなげるにはどうすればいいでしょうか?

まず運営業務についてご説明いたしましょう。
ECサイト運営に必要な業務は次の6つに分けられます。
・マーケティング業務
・マーチャンダイジング業務
・商品情報登録業務
・受注管理業務
・サポート業務
・システム管理業務
 では具体的な内容を次にご説明いたましょう。

マーケティング業務

メールマガジンの配信、ネット広告、キャンペーンの企画、SEO対策、ECサイトの改善などをおこない、顧客に商品の情報を開示し集客させ、購買意識を向上させることを目的とした業務です。

またレビューやコメント、評価などから顧客の意見を集めることもマーケティング業務の重要な業務です。 商品を売るには商品を知ってもらうことが必要で、マーケティングはECサイト運営はかせない業務でしょう。

マーチャンダイジング業務

商品の企画からオリジナル商品を作ったり商品の仕入れをおこなう業務で、販売予測から在庫管理をし、在庫数から見切り価格の設定や商品の入れ替えをおこなう業務も含みます。

マーケティングで得た顧客の意見を取り込み業務を遂行する必要があり、ECサイト運用で重要な役割となります。

商品情報登録業務

ECサイトに商品を登録する業務で、商品の名称、価格、スペック情報などの登録で、商品画像も含みます。 ECサイト運営での中で最も労力を費やす業務でしょう。

受注管理業務

顧客が商品を購入したら必ず発生する受注から配送までの商品手配業務で、商品のピックアップ、梱包、納品書の作成、送り状作成、配送業者への受け渡し、発送完了メールまでの管理業務を指し、商品の発送までの業務はスピーディで丁寧な業務が求められます。

サポート業務

顧客からの問い合わせやクレームに対応する業務です。 メールや電話による応対がおもで、顧客と直接対峙するので丁寧さと迅速さが求められ、顧客の満足度にも影響してくる大切な業務です。

システム管理業務

サイトのシステム管理をおこなう業務で、不具合が起こらないよう定期的にサイトのシステム保守をし、最適な運用をする必要があります。

ECサイトの運営業務は大変複雑で多様ですがどれも正確さと早さを求められる業務です。
しかし、商品登録業務や受発注業務など日々の業務の忙しさに追われ、集客を得るためのマーケティング業務やマーチャンダイジング業務に時間が取れず、売上アップにつながらない企業は多いことでしょう。

ECサイト運営管理システム

日々の業務であるECサイトの運営を効率化し、従業員の負担を減らすことはどの企業にとっても常に求められる課題ではないでしょうか。

ECサイトの運営を効率化する方法の1つとして、運営システムの上手な活用があります。 どのようなシステムの活用方法があるのがみてみましょう。

管理システムとECサイトの連携

商品管理、在庫管理、顧客情報管理など複数システムの連携が取れているとデータのミスマッチや、入力の不備によるデータの不統一がなくなります。

例えばECサイト上の管理システムとの在庫管理システムを連携すると、実在庫数がECサイトに反映され、データが正確になります。 データの統一だけでなく、今まで手入力していた作業がなくなり効率化することで、作業時間の短縮、従業員の負担は減少します。

複数ECサイトの連携

モール型サイトで複数の店舗を運営するとともに、複数のECサイトを展開する場合はECサイトごとにシステムが独立しているため管理と運用が大変難しくなります。

複数のECサイトのシステムを結合し1つの画面ですべてのECサイトの管理ができる便利で効率化されたシステムがあります。 このようなシステムを活用すると膨大なデータが自動的に連携されます。 さらに管理システムとの連携も取れるシステムなら、業務の効率がぐっと上がるでしょう。

ECサイト運営業務のBPO

商品情報登録業務や受発注業務などの業務負担を減らす方法にBPOの活用があります。

BPOとは「ビジネス・プロセス・アウトソーシング」のことで、自社の業務プロセスをアウトソーシングすることを言います。 このBPOはECサイト運営にも効果的で、実際にサービスを提供している企業が多くなりました。

BPOサービスの活用できるECサイトの運営業務には次のものがあります。

商品情報登録業務

商品情報登録業務は一括してBPOすることが可能で、商品情報をシステムに登録する業務はもちろん、画像は撮影から加工、商品の採寸作業まで委託できます。

すべて専門のスタッフによる業務のため、作業スピードは速く質の向上も期待できるでしょう。 また商品数が多いほど業務量も増えるため、これを委託することで従業員の負担は減少します。

受注管理業務

受注管理業務をBPOした場合、受注から配送までの一連の業務フローを専門のスタッフがトータルで行います。 業務の軽減と効率化が期待できるでしょう。

サポート業務

サポート業務をBPOにすると経験豊富なスタッフが対応するため、丁寧で迅速な対応ができるでしょう。 また、クレームやキャンセル対応も依頼すると顧客対応の質が向上し、満足度のアップが期待できます。

これは大きな負担軽減だけでなく大きなメリットになるといえます。 他にもメールマガジンの配信、広告・SNS運用、在庫管理などBPOサービスを提供している企業によって対応できる業務は様々です。

導入パターン

システムやBPOのサービス内容は多様にあり、運営するECサイトによって活用するサービスが変わってくることがわかりました。 では考えられる導入パターンをお伝えいたしましょう。

自社ECサイト運営の場合

自社のECサイトで運営を行う場合は、連携された管理システムの構築と運営BPOサービスを提供している会社がおすすめです。 BPOのスタッフにより、自社商品の情報、在庫管理などのデータをシステム上で管理されるため正確なデータになります。

また自社で従業員を雇用する必要もないので、コストと労力の削減につながります。 しかし自社の理想に近いパッケージ型システムを導入する費用は高価であるため、ブランド力の高い商品を多く持ち、顧客も大量に抱えている場合に有効です。

ただし、ASP(業務用アプリケーションソフト)といったネットワーク経由で開発元のサーバー内にあるアプリケーションもあり、この場合月額費用は発生しますが初期費用は安価になります。 コスト面を考慮しながらサービス提供会社と相談して導入内容を決めてみてはいかがでしょう。

モール型ECサイト(1店舗)運営の場合

モール型サイト(1店舗)の運営を行うのなら、運営BPOを中心にサービス提供しているサービス会社がいいでしょう。 複数のモール型ECサイトに対応する会社が多く、自社の商品がどのモール型ECサイトに合うか選定し、サイト設計やデザインまで提供します。

多数ある店舗の中での販売は集客するマーケティングが重要になります。 コンサルタントも同時に提供し、トータルしてサポートする会社なら商品の売上上昇が見込めます。

「自社でマーケティング能力がない」「ECサイトの活用が初めて」といった企業は、モール型のECサイト運営をコンサルティングから提供する会社を活用してみてはいかがでしょう。

モール型ECサイト(複数店舗)+自社ECサイト運営の場合

複数店舗のモール型ECサイトの運営と自社ECサイトの運営をお考えなら、クラウド型ECシステムが最適です。 在庫管理システムと連携すれば、クラウド上で複数店舗の在庫がリアルタイムで確認でき手間がなくなります。

またクラウド環境のためシステムは常に最新を保てます。 ただしこちらも金額は高価になるので、導入する場合は計画的に行う必要があります。

おすすめの企業

Mamasan&Company株式会社 MAS/i

https://www.mas-i.net/

Mamasan&Companyはスキルの高いママさんが所属しているBPOに特化した企業です。 ECサイト運営業務の実績は豊富で、経験と知識を多様に持ち合わせたチームが、セキュリティ完備の環境で行うため、企業からの信頼度も高いです。 また、システム開発から保守・運用までトータルでサポート可能なエンジニア集団を抱えているので、顧客独自のECサイトの構築もできます。

さらにマーケティング、クリエイティブチームにより「商品が売れる」ECサイトの制作をおこないます。 ECサイトの構築から運営までトータルでサービス提供するには最もおすすめできる会社でしょう。

アイテック阪急阪神株式会社 HIT-MALL

https://www.hit-mall.jp/

カスタマイズ度が高いシステム構築・運営をサービス提供し、実績の豊富さとノウハウから顧客満足度は97%と大変高いです。 顧客の問題解決や要望を実現することを重視したシステムを構築・連携し、運営をサポートすることで、顧客の労力の軽減と効率化を実現しています。

自社ECサイトを構築から運営までお考えなら、最適なサービス提供をしてくれるでしょう。

株式会社ECホールディングス

https://www.echoldings.co.jp/

モール型ECサイトの運営はECホールディングスが最も適しています。 EC支援企業BEST100のECコンサルティング部門に選ばれており、コンサルティング能力は非常に高いです。 顧客の商品に合わせた出店先を選びサポートし、販売戦略からデザインの設計、受注や顧客対応といった運営代行をします。 また比較的低価格なので、ECサイトでの販売を始めたい初心者の企業は安心してお任せできます。

株式会社インターファクトリー ebisumart

https://www.ebisumart.com/

導入実績500サイトの実績を誇るクラウド型ECサイトの構築と導入を行っています。 クラウドECプラットフォームの「ebisumart」は自社システムや外部システムとの連携も可能なため、複数ECサイトで運営したい企業にはおすすめです。 クラウド環境のシステムであるため、常に最新の状態でサービスの提供ができ、管理や集客といった他ツールとの連携サービスの提携から運営BPOも可能です。 将来ECサイトでの販売拡大予定ならebisumartの導入を検討してみてはいかがでしょう。

まとめ

ECサイトで商品を売るには、自社サイトを構築し運営する方法とモール型サイトを活用する方法があり、運営となると業務は複雑になります。

しかしシステムを連携させたりクラウド型ECシステムを活用することで、ECサイトの運営管理が効率的になるでしょう。

さらにBPOを活用することで、事務的な面での業務軽減とサポート面での顧客満足度の向上が見込めると思いませんか? 運営業務や販売戦略も、多様になる問題も、BPOやECコンサルティングを活用し対応することで解決します。

ECサイトの選択から計画的な運営まで自社でしっかりと考え、最適なサービスを選びましょう。

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