皆様、初めてのブログ投稿をさせていただきますEKです。約3年ほど前からイタリアローマ郊外にある町に住んでいます。今年のこの地域は暖冬で、すでに春の花が咲き始めました。
生活の多くの場面で日本とイタリアの文化の違いを感じることがよくあるのですが、この時期大いに盛り上がる、愛のイベント「バレンタインデー」においても、日本とは少し異なった過ごし方をします。
今回は「アモーレ」を代表する国イタリアでのバレンタインデーの定番についてのご紹介です。
男性の腕の見せ場
イタリアでは、男性から女性へ「愛情」を表現するのが一般的です。カップルや夫婦の一般的な過ごし方としては、男性がリードしてプレゼントを用意し、夕食やプチ旅行など女性を楽しませるため計画をたて、愛情を表現します。
このバレンタインデーのイベントを利用して、まだお付き合いしていないけど、恋人同士になりたいと思っている男性も、好きな女性に猛アプローチかけます。できるだけ喜んでもらいOKがもらえるように、緻密に計画をするそうです。
定番プレゼント①!やっぱり「チョコレート」
定番のプレゼントは、やはりここイタリアでも「チョコレート」です。中でも「Baci(バチ)」というチョコレートは人気で、多くのお店で取り扱われています。そして種類も豊富で、ぬいぐるみの付いたかわいらしいものからハート形のパッケージのものなど好みに合わせてチョコレートを選ぶことができます。
「Bac(バチ)」以外にもたくさんの種類のチョコレートが出回っており、「自分チョコ」にしたくなるような珍しいチョコレートなども大人気です。
定番プレゼント②!一度はもらいたい「バラの花束」
もう一つの定番プレゼントは「バラの花束」。これには多くの女性がうっとりするに違いありません。真っ赤なバラが定番ですが、その女性に合わせたピンクやカラフルなバラなど、こちらも種類は豊富です。バレンタイン当日は観光地や人の多く集まる場所、道端やレストランなどにも、バラ売りの人がたくさん売り回っていて、その場で1本購入して彼女にプレゼント!というのもよく目にする光景の一つだと言えます。
豪華なバラの花束になると、売り切れてしまうこともあるため、事前に予約が必要なほどです。当日慌てて購入しようとすると売り切れている場合も多いので事前に予約をしておくほど、バラは定番です。
翌日2月15日は?
愛にあふれたカップルデーが終わった翌日、2月15日は「サン・ファウスティー(San Faustino)」という日で、別名「シングルの日」。その別名通り、恋人がいない人たちが集まって食事や、パーティーをする日です。前日まで町全体が赤いハートでデコレーションされカップルで溢れかえってた様子を払拭するかのごとく、翌日にこのシングルの日があるのは少しほほえましくも感じます。
相手を思いやるバレンタインデー
愛情を表現するバレンタインデーですが、大がかりなことはせず、バラを一輪用意したり、おいしいケーキを一緒に食べたり、相手のことを思い合ったり、そして一緒に何か楽しむ、そんなカップルも少なくありません。どんなカップルもそんな幸せな愛が続くことを願う日、またそんな愛情たっぷりな日が、愛、アモーレの国イタリアのバレンタインです。
みなさんはどのように過ごされますか?
ちなみに我が家は、通常運転です!笑
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