こんにちは。サッチです。

コロナウィルスの影響で長い春休みとなりましたが、いかがお過ごしでしょうか。
我が家の小２、小４の子供たちは、自宅で過ごすことが多い日々が続いています。

さすがに運動不足が心配になり、週末にハイキングなど、
なるべく自然の多いところへ出かけるようになりました。

先日、愛知県新城市にある鳳来寺山へ行って参りました。
鳳来寺は今から1300年前の、西暦703年に開山されたと言われています。
参道に続く石段はなんと1425段あります。
しかも古い石段のため、普段慣れ親しんでいる階段と違いとてもハード。
そんなところを源頼朝や武田信玄、於大の方（家康の生母）、松尾芭蕉、等々
歴史上のそうそうたる面々が登ったと思うと、なんとも感慨深い思いでした。
頑張って登った先に待ち受けている景色は格別です。
気持ちがスーッと晴れました。

この階段は下りるときも大変で、足の筋肉がプルプルしておりました。
子供たちの運動不足解消にと思って行ったはずが、
身体の軽い子供たちは登りも下りもひょいひょいと進んでしまい、
親はやっとの思いで息を切らしながら、子供たちの後を追いました。
運動不足なのは私たちのほうでした。

鳳来寺山が開山された頃や昔は、病が流行っても詳しいことは分からずに
大勢の方が命を落としてきました。神仏に頼るほかに道はなかったからこそ、
山奥に大変な苦労をして寺を建てたのだと思います。
病気の原因や詳細が知ることができ、様々な情報にアクセスできる現代は、
本当に恵まれていると思います。
その反面、情報がありすぎて逆に不安を煽ってしまうこともあります。
情報を知る側の私たちにも、冷静さが求められているような気がします。
こちらは推定樹齢800年の傘杉です。

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