海外在宅ワーカーブログ

海外暮らしでの在宅ワーク&子育てについて

2025年6月2日 09:00 カテゴリー : 海外在宅ワーカーブログ

こんにちは!アメリカ在住のSです。Mamasan&Company(以下MAC)でお仕事を開始してからもうすぐ4ヶ月になります。

私がMACで働きたいと思った理由と、海外暮らしで感じた子育て環境の違いについて、お話しします。

MACとの出会い

物価高のアメリカ。日本もお米が高い!と友人から聞いていますが、ここアメリカも負けていません。先日、卵を買いにお店に行ったのですが、その価格がなんと最安でも6ドル99セント、日本円で1,000円弱!!買わずに帰ってきました…。

最近はこの物価高で、日々の買い物が苦痛になっています。が、美味しいものが大好きな私、自分の楽しみくらいは自分で稼ぎたい!と子育てしながら在宅でできる仕事をインターネットで探したところ、MACに出会いました。数社ヒットしたのですが、時差を気にしなくても働けるMACを選びました。

仕事との両立

語学学校

働く、といっても日本にいたときのようにフルタイムは出来ません。慣れない土地で頑張っている旦那と息子のお世話、また私自身も語学学校に通っています。私のクラスメイトは主に中国と南アメリカ、その他に中東、東南アジアからの生徒もいます。先生も含め、大人ばかりなので、一見タブーと思われる政治や宗教のことなども積極的に意見交換します。自分と反対の意見だったとしても最後まで話を聞くこと、否定はしないことがルールです。

またスピーチテストも頻繁に行われます。移民問題、関税、銃規制、社会保障、環境問題など、アメリカ生活において自分が問題だと思っていることに対して、皆の前で意見を述べます。評価内容は、「主張が明確か、はっきり聞こえるか、目を合わせているか、身振り手振りがあるか」などです。アメリカらしいなと思ったのが、「リラックスしているか」が評価に含まれていることでした。

私は銃規制について発表しましたが、緊張で声が震えてしまいました。リラックスして固い内容を語るのは大変難しい、次回はもうちょっと軽いテーマにしようと決意、私とは逆の銃賛成のスピーチをするクラスメイトもいて、かなり盛り上がりました。

学校を終え帰宅後

軽く昼食を食べて仕事開始。私が仕事を開始する時間は、日本では真夜中です。以前は質問したいことがあったら、日本が朝を迎えてからチャットするように気を遣っていたのですが、先輩ママさんたちは口を揃えて、「気にしないで、チャットして。忘れないうちに」とアドバイスしてくださいました。

MAC内では「夜中に申し訳ないです」や「早朝から失礼します」などの文言は使いません。一緒に働くメンバーが世界中にいるからです。最近では、真夜中であろうと疑問点はすぐに確認するようにしています。時間差は多少あっても、必ず誰かしらが回答してくれます。

アメリカでの子育て

アメリカの小学校に馴染むかどうか、かなり心配していた息子も、今のところ問題なく通っています。入学初日、たまたま通りかかった校長先生が息子の名前を呼び、日本語で「こんにちは」と言ってくれました。日本の学校では校長先生と話す機会もなかった私たちは、文化の違いをここでも体験。不安そうな私たちを察してか、「息子さんのこと、ちゃんと見ますからね」と言われて涙が出そうになりました。あとでわかったことですが、校長先生も中学生のときにアメリカへ渡ってきたとのこと、優しい言葉の理由がわかりました。

アメリカの給食

息子は楽しく学校へ通っていますが、私はファストフードのような給食が少し気になっています。ちなみに今日はピザ、明日はバーベキューサンドイッチ・・・将来が色々と心配になるメニューなので、クラスメイトと同じものが食べたい彼の気持ちも尊重し、週に一度は弁当を作ることにしています。

アメリカの登校

また、アメリカは安全のために、親が毎日学校まで送り迎えをします。日本にいたころは、目と鼻の先に学校があり、1人で歩いて通ってくれていたので、こちらでの送り迎えは地味に辛い・・・車でたった2分のところです。しかし、これも息子は大喜び。なぜなら学校の先生が車の扉を開けてくれるから!「どちらの社長さんです?」と聞きたくなるくらい、ゆっくりと車から出ていきます。

オープンハウスという学校行事

先日、オープンハウスという行事があり、保護者が学校を訪れて、生徒の作品を見たり、担任の先生に日頃の息子の様子を聞くことができました。授業参観とはまた違うもので、放課後に行われます。その案内メールの一文に解散時間が記載され、「先生たちは、家族の元へ帰るために、午後6時までには退勤する必要がありますので、ご留意ください」とありました。教師もまた1人の人間であり、大切な家族を持つ一個人であること。暮らしを大切にする、という当たり前のことが、学校から正式に示される文化に感動しました。「子どもを育てる」ということは、まず大人自身が健やかであることから始まるのだと、改めて感じました。

時差のメリット・デメリット

日本と17時間の時差があるので、それを活かした働き方を目指しています。MACには24時間稼働できる業務もたくさんあるので、慣れてきたら色々挑戦していきたい、と思います。その反面、デメリットも。開始当初、日付を間違えて先輩ママとの面談をすっぽかしてしまいました。それ以来、手帳にアメリカ時間で打ち合わせや納品日を記入、寝る前に翌日の予定を確認するようにしています。 

さいごに

私もまだ始めたばかりで日が浅いのですが、「家にいながら自分にも何かできるかも!」とワクワクした気持ちで一歩を踏み出しました。最初はわからないことばかり。失敗もするけれど、ちょっとずつできることが増えていくのが嬉しいです。これからも子育てと家事も大事にしながら、新しいチャレンジを楽しんでいきたいと思います。

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