カンボジアにはリエルという自国通貨があります。
ポルポト政権下の1978年に一度廃止されましたが、
同政権の崩壊後1980年にカンボジア中央銀行が設立されリエルも復活しました。
カンボジアの経済の実態と比較してもリエルの為替レートが高く、
海外為替市場で取扱いがないこともあり、
世間一般的に米ドルが使用されていますので滞在者はリエルへの両替は不要です。
また、米ドルであってもコインは流通していない為、1ドル以下の取引はリエルで行われます。
1ドルが4000リエル前後ですが、
例えば0.50セントの買い物をして1ドルを出すと2000リエルのお釣りとなります。
計算が少しややこしく、高額のお釣りでドルとリエルが混じってお釣りが返ってくる事もあり、慣れが必要です。
加えてお札の種類が非常に多く、
同額紙幣でも新旧札が混じっていたりとカンボジア人の間でも混乱を招く事態となっています。
加えて50リエル札、200リエル札、1万リエル札以上は余り市場に出回っておらず、
支払いの際に受け取ってもらえない事も多々あります。
因みに一般的に給与はドル建てで支払われますが給与税はリエル建ての計算となる為、
不便極まりないです。(株式市場もリエルです…)
カンボジアには日本の無償資金協力により完成したメコン川を跨ぐ橋が2基あります。
北西部に2001年に完成した「キズナ橋」は地元の人達にも「スピアン・キズナ」として親しまれ、
それまでメコン川で寸断されていた国道を1360メートルの長さで繋ぎ、
カンボジアの復興の象徴とも言わています。
完成当時は国中がその完成を喜んだそうです。
2015年には2215mの2基目の橋が完成しました。
2004年のプロジェクト開始から10年以上の歳月をかけて造られたこの橋は、
カンボジアと日本のさらなる関係発展を祈って、「つばさ橋」と命名されました。
つばさ橋の開通を機に発行された新500リエル札には、
カンボジア・日本の国旗と共に、きずな橋とつばさ橋が描かれています。
世界中の紙幣をみても外国の国旗が描かれている例はまれにみる珍しさではないでしょうか。
カンボジアを訪れた際には、ぜひ500リエル札の裏面を確認してみてください。
カンボジアの重要幹線国道を繋ぎ、
カンボジアの発展と生活を支える二つの橋が日の丸とともにあり、
そこに託されているカンボジアの人々の日本への強い思いを感じとることができるのではないでしょうか。
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