こんにちは!スウェーデン在住のSです。2月になり、少しずつ太陽が出ている時間が伸びてきました。一日のうち少しでも日の光を浴びると心が明るくなる気がします。
「働く」が当たり前のスウェーデン社会
私が住むスウェーデンの専業主婦率はたったの2%と言われています。共働きが当たり前なためか、公園で一緒になったママとお喋りをすると必ず話題になるのが仕事について。移住したばかりの頃は、仕事はそのうち・・・なんて気楽に考えていましたが、あまりにも仕事について聞かれるので、さすがに焦りを感じるようになりました。まさか公園でのママトークでここまでプレッシャーになるとは。笑
それほど「働く=自立」という考え方は、スウェーデン社会の中で重要視されています。
このような背景もあり、「専業主婦」でいることに居心地の悪さを感じ、仕事を始めることにしました。ところがその後すぐにコロナ禍へ突入。家でできる仕事を探す中、Mamasan&Companyの求人に出会い、縁あって昨年の5月から仕事をしています。
海外での在宅ワークに必要なこと
海外からの在宅ワークに必要なことは、実はそんなに多くありません。
パソコンとスムーズなインターネット環境
これは在宅ワークならば言わずもがなですね。仕事では多くの機密情報を扱うため、家族であっても仕事中のパソコン画面を共有することは許されません。私も自分専用のパソコンで仕事をしています。
また通信が安定していて、安全性の高いネット環境も在宅ワークには必要不可欠です。
時差を考慮したスケジュール管理
時差のある環境で、日本時間に合わせてお仕事をする際に一番重要になるのが、スケジュール管理です。日本時間で決められたMTGや納期を現地時間に変換して自分のスケジュールを組まなければなりません。
私も仕事を始めたばかりの頃は、頭の中で日本時間とスウェーデン時間を行ったり来たりして、慣れるまで少し苦労しました。
海外で在宅ワークをするメリット
海外で在宅勤務をするにあたってのメリットをお伝えしたいと思います。
日本語で仕事ができる!
やはり日本語で仕事ができるメリットはとても大きいと思います。語学の心配がなく、100%仕事そのものにフォーカスできる環境というのは、仕事をするうえでとても重要な要素になります。
時差を活かせる!
こちらはメリットでもありデメリットでもありますが、まずはメリットから。
例えば日本のママさんが日中作業し、それを海外ママさんが夜間・早朝に引継ぐなど、時差を活かして24時間稼働を継続することが可能です。これは様々な場所で様々な時間に稼働しているママさんがいるMamasan&Companyならではの強みだと思います。
家事・育児との両立もバッチリ!
在宅ワークであれば、子どもが急に熱を出して学校を休んでも慌てることはありません。子どもの様子を見ながら仕事もできますし、稼働が難しければ他のママさんにフォローをお願いすることも可能です。
ワーカーのほとんどは子どもを持つママさんということもあり、困った時はお互いに協力し合う体制がしっかり整っています。
海外で在宅勤務をするにあたってのデメリット
次に気になるデメリットについて考えてみました。
やはり時差!
メリットとしても挙げましたが、場合によってはデメリットにもなります。
どうしてもコミュニケーションがとれない時間帯が発生してしまうため、日本時間の日中にお客様とのやりとりが必須な案件への参加は難しいこともあります。もちろん無理ではありませんが、時差がマイナスに働かないよう、案件内の体制づくりとスケジュール調整に工夫が必要になります。
仕事の単価は低め
これは在宅ワークの一般的な傾向だと思いますが、専門的なスキルが不要であることが多いため、仕事の単価は低めになってしまいます。その代わり、家事や育児の隙間時間に自分のペースで働き、時間をお金に変えることができるのが在宅ワークの魅力だと思います。
自分のスキルが活かせる!未経験の仕事にも挑戦できる!
私は日本で人事労務の仕事をしていました。移住を機に退職し、自分のキャリアを中断しましたが、Mamasan&Companyでは今までのキャリアをそのまま活かすことができています。
現在は企業の給与計算案件のリーダーを始め、採用代行、さらには未経験だった経理業務にも参加しています。海外からの在宅ワークで未経験の仕事にも挑戦できるなんて素晴らしいですよね。在宅ワークの可能性恐るべしです★
在宅ワークの可能性は無限大!
以前は専業主婦であることにどこか肩身の狭い思いがありましたが、今は働くことを通して社会との繋がりを感じることができます。その実感は自分へ自信をもたらし、更なる挑戦をサポートしてくれます。私にとって「在宅ワーク」はお金だけではなく、無限の可能性を与えてくれるのです。
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