Mamasan Times

EC運営代行で「回るだけ」で終わる会社と、売上が伸び続ける会社の違い

2026年1月29日 13:00 カテゴリー : Mamasan Times

EC運営代行というと、「更新作業を任せたい」「日々の対応が回らないから外に出したい」といった“作業代行”のイメージを持たれることが多いかもしれません。

しかし、ママさん総研が在宅ワーク・非同期運用を前提に、実務としてEC運営を支援してきた中で感じるのは、EC運営代行の成否は作業量では決まらないということです。

重要なのは、売上につながる運営が、構造として設計されているかどうかです。

本記事では、Mamasan&Company が現場で向き合ってきたEC運営の実例をもとに、EC運営代行を「外注」ではなく売上を生み続ける運営構造を再設計する経営装置として活用する考え方を解説します。

EC運営代行を「手が足りないから任せる」と失敗します

EC運営代行を検討する企業から、よく聞く理由があります。

✔更新作業が追いつかない
✔注文処理や問い合わせ対応で手一杯
✔担当者が兼務でECに向き合えない

これらはEC現場では非常によくある状況です。しかし、この状態のままEC運営代行を導入すると、うまくいかないケースが少なくありません。理由は明確です。なぜ売上が伸びないのか、なぜ回らないのかを分解しないまま、作業だけを外に出してしまうからです。

結果として、

・更新はされるが、売上につながらない
・数値を見た改善が進まない
・判断がすべて社内に戻り、負担が減らない

という状態に陥ります。

EC運営代行が機能しない原因は、代行会社の問題ではありません。EC運営を構造として捉えられていないことが原因です。

EC運営は作業ではなく「判断と検証」の積み重ねです

EC運営は、商品登録や画像差し替えといった作業が目立ちますが、実務の本質はそこではありません。

💡どの商品を強く見せるか
💡どの数字を見て改善判断をするか
💡どこまでをテストとするか

こうした判断と検証の積み重ねが、売上を左右します。

ママさん総研が支援してきたEC現場でも、

📝担当者ごとに見る指標が違う
📝改善の優先順位が定まらない
📝「なんとなく更新している」

といった状態が、成長を止めているケースが多くありました。EC運営代行の本質は、判断と作業を切り分け、作業だけを外に出せる構造をつくることです。

運営フローを可視化しないEC運営代行は成果が出ません

EC運営代行を成立させる前提条件は明確です。EC運営がプロセスとして可視化されていることです。

具体的には、

✔更新・販促・分析の役割分担
✔数値を見るタイミングと判断基準
✔改善案を誰が決めるのか
✔例外対応のルール

これらが整理されていないと、代行は「作業屋」になってしまいます。

実務では、

・数値は見ているが活かせていない
・改善案が場当たり的
・引き継ぎができない

といったケースが非常に多く見られます。

EC運営代行の成否は「社内に残す判断」を決められるかで決まります

EC運営代行で最も重要なのは、「何を任せるか」ではありません。

「何を社内に残すか」を決めることです。

例えば、

📝事業としての売上目標設定
📝ブランドとしての優先順位
📝最終的な改善判断

これらは、外に出すべき仕事ではありません。

正しいEC運営代行とは、

・作業は外に
・判断は内に

という役割分担を、構造として設計することです。

在宅・非同期環境では構造が曖昧なEC運営は必ず止まります

Mamasan&Companyでは、在宅ワーク・非同期を前提にEC運営を支援しています。この環境で強く実感するのは、構造が曖昧なEC運営は必ず止まるということです。

・口頭前提の指示
・担当者依存の判断
・「後で確認する」という運用

こうした状態では、スピードも品質も保てません。逆に言えば、非同期で回る運営構造をつくること自体が、EC運営代行の価値です。

EC運営代行の本当の成果は「再現性のある売上運営」になることです

正しく設計されたEC運営代行の成果は、更新作業が減ることではありません。

⭕改善判断がブレなくなる
⭕数値を見る視点が揃う
⭕運営が属人化しない
⭕売上改善が再現できる

これは、EC運営が人頼みの作業から、構造化された運営に変わった結果です。EC運営代行とは、ECを弱くする施策ではありません。ECを成長させ続けるための仕組みです。

EC運営代行を検討する企業が最初にやるべきこと

EC運営代行を検討する際、最初にやるべきことは代行会社探しではありません。

自社のEC運営を構造として見直すことです。

📝判断基準を言語化する
📝運営フローを整理する
📝数値と行動を結びつける
📝非同期前提で設計する

この整理ができたとき、EC運営代行は経営の武器になります。

EC運営代行は運営構造を再設計するための経営装置です

EC運営代行は、単なる外注ではありません。売上を生み続ける運営構造を再設計するための経営装置です。人手不足や業務過多の時代だからこそ、「誰がやるか」ではなく「どう設計するか」が問われています。ママさん総研では、現場で回してきた実務経験をもとに、止まらないEC運営・続くEC成長を支援しています。


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